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作者:小伏史央 ジャンル:テンミリオン お題:淡いあそこ 制限時間:15分 読者:66 人 文字数:486字 お気に入り:0人
「どうかブロントを守って」 願いを込めて、指輪をブロントに託した。あれはそう遠い昔。かつて、魔物がいた時代。 守りの指輪を渡したのは魔王城に入る直前だった。私た 〈続きを読む〉

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作者:小伏史央 ジャンル:テンミリオン お題:トカゲのデマ 制限時間:15分 読者:58 人 文字数:673字 お気に入り:0人
「あ、トカゲ」 ふいにテミが声を上げた。指さす先に目をやると、石の壁をぺたぺたとヤモリが這い上がっている。「あれはヤモリだよ」「何が違うんですか」「いろいろ違う 〈続きを読む〉

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作者:小伏史央 ジャンル:テンミリオン お題:不幸な春 制限時間:15分 読者:44 人 文字数:519字 お気に入り:0人
季節は春、けれど時代は冬だった。 ガラス戸を開けベランダに出て、朝の冷たい陽気を浴びる。朝といっても11時。平日の景色はいつも通り閑散としている。 歯だけ磨い 〈続きを読む〉

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作者:小伏史央 ジャンル:テンミリオン お題:きちんとした豪雪 制限時間:15分 読者:73 人 文字数:687字 お気に入り:1人
「なんですかこの雪の量は。気合あるんですか? ゆきだるまのひとつも作れないじゃないですか。もっと雪よ降れー豪雪になって家を埋めてしまえー降れー」 テミは豪快なも 〈続きを読む〉

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作者:小伏史央 ジャンル:テンミリオン お題:来年の祖父 制限時間:15分 読者:102 人 文字数:564字 お気に入り:0人
平成最後の夏なのは、魔王城でも同じこと。偵察から帰ってきたウィスプが、来年改号することを知らせたのだ。「これほど重要な情報、探し出すのは困難だっただろう。褒め 〈続きを読む〉

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作者:小伏史央 ジャンル:テンミリオン お題:とんでもない海辺 必須要素:十字 制限時間:15分 読者:113 人 文字数:814字 お気に入り:0人
「私モーゼになろうと思うんですよー」 そう言ったのは毎度おなじみテミさんだ。テミさんは思いついたことを行動せずにはいられない活動的な僧侶さんだ。たまに倫理観の崩 〈続きを読む〉

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作者:小伏史央 ジャンル:テンミリオン お題:間違った借金 必須要素:イタリア 制限時間:15分 読者:108 人 文字数:719字 お気に入り:0人
「私、ワールドカップ優勝国はイタリアに賭けてたんですよね」「えっ」「借金までして賭けたんですよ。絶対に優勝すると思って」「でも予選敗退じゃん。というか賭けってお 〈続きを読む〉

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作者:小伏史央 ジャンル:テンミリオン お題:ひねくれた微笑み 制限時間:15分 読者:132 人 文字数:807字 お気に入り:0人
ブルースは変なところで笑う。 例えば私が仔犬を介抱してやると笑う。廃村に取り残された仔犬が哀れじゃないのか。それとも私がそんなに似合わないのかと、ねめつけるが 〈続きを読む〉

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作者:小伏史央 ジャンル:テンミリオン お題:遅すぎたコンサルタント 必須要素:リアルな描写 制限時間:15分 読者:175 人 文字数:587字 お気に入り:0人
討伐コンサルタントがやってくるらしい。なんでも、討伐隊を雇っている国相手に個人で話を持ちかけてきたらしく、国からの正式な通知を受け、討伐隊はその人物を受け入れ 〈続きを読む〉

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作者:小伏史央 ジャンル:テンミリオン お題:フォロワーの投資 制限時間:15分 読者:186 人 文字数:974字 お気に入り:0人
「フォロワー投資制度というのを作ろうと思うんですよ」 意識高い系のテミさんが眼鏡をクイっとさせた。「はあ、というと?」「討伐隊内にもそれぞれ憧れの人や尊敬してい 〈続きを読む〉