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作者:匿名さん ジャンル:帝國スタア お題:楽しい稲妻 制限時間:1時間 読者:275 人 文字数:2793字 お気に入り:0人
「本日の夜公演は休演です」「理由を聞こう」「この悪天候以外に何かお心当たりでも?」随分と言うようになったじゃないか、と僕はせせら笑った。そう、悪天候。朝から分厚 〈続きを読む〉

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作者:匿名さん ジャンル:帝國スタア お題:重い誰か 制限時間:1時間 読者:410 人 文字数:2374字 お気に入り:0人
少し前、とある伯爵夫人とそのお抱え運転手との心中未遂の記事が大きく新聞に載っていたことがあった。どちらも病院に搬送されたが外傷はなく、既に退院の目処はついている 〈続きを読む〉

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作者:匿名さん ジャンル:帝國スタア お題:緩やかな始まり 必須要素: 制限時間:1時間 読者:503 人 文字数:2381字 お気に入り:0人
帝都の夜は美しい。ガス灯に代わって石油ランプが徐々に普及し始めたせいか、はたまた単なる偶然か、歪んだガラスの奥に灯るその明るい橙色の灯りは、上手く言葉に出来ない 〈続きを読む〉

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作者:匿名さん ジャンル:帝國スタア お題:地獄の計算 制限時間:1時間 読者:355 人 文字数:1651字 お気に入り:0人
生前に悪いことをした人間は地獄に落ちるんだって。逆に、徳を積めば極楽浄土へ行けて、なんなら輪廻の輪に乗っかって転生もできるらしい。随分と神様は親切だなと思う。俺 〈続きを読む〉

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作者:匿名さん ジャンル:帝國スタア お題:間違った凡人 制限時間:1時間 読者:803 人 文字数:2183字 お気に入り:0人
かの文豪は大衆に親近感を覚え、裕福な身の上を嫌ったという。そんな彼の気持ちはわからないでもない。身分が何だというのだろう。ものを書くにも、誰かを愛おしく思うにも 〈続きを読む〉

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作者:匿名さん ジャンル:帝國スタア お題:ぐちゃぐちゃの俺 制限時間:1時間 読者:742 人 文字数:2049字 お気に入り:0人
夜中にはっと目が覚めた。反射的に隣を確認するが、其処には勿論誰もいない。大きく息を吐き出して身体を起こすと、嫌なことに背中が汗ばんでいた。悪い夢を見た記憶はない 〈続きを読む〉

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作者:匿名さん ジャンル:帝國スタア お題:僕の成熟 制限時間:1時間 読者:1038 人 文字数:2225字 お気に入り:0人
女というのは大抵二つに分けられる。一つは僕に取り入ろうと必死に媚を売ってくる者。もう一つは、取り入るのを通り越して手に入れようとする者。楽屋で、自分の屋敷で、僕 〈続きを読む〉

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作者:倉本 ジャンル:帝國スタア お題:俺の手 制限時間:1時間 読者:816 人 文字数:1942字 お気に入り:0人
「……オーナー。何してんのさ」 ほとんど人気の無い帝國劇場の廊下。オレが化粧を落としたり無駄に着脱のし辛い衣装を片付けていたりした内に、役者も裏方も皆、先に帰っ 〈続きを読む〉

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作者:匿名さん ジャンル:帝國スタア お題:今度の発言 制限時間:1時間 読者:877 人 文字数:2821字 お気に入り:0人
彼の後ろ姿は美しかった。どう美しいかと言えば、普通の形容詞で表すには釣り合わないような、後ろから名前を呼びかけるのすら躊躇ってしまうような。言い過ぎだと思われる 〈続きを読む〉