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目からビィィィム!




「な、なぁ……」

「どうしたの、菫」

チーム虎姫は一堂に会していた。その中でも主将とエースの二人が深刻な顔をして話し合っている。
強者揃いである虎姫も二人が醸し出す独特な雰囲気にただただ息を呑むばかりであった。

「最近目からビームがありえないほどに出るんだが……」

「……誠子」

なるべく関わり合いにならぬよう距離を置いていた筈の、誠子だったが残念。常識人であるが故に呼び出されてしまった。

「ひっ!……じゃなくて、な、なんの御用ですか!?」

完全に怯えている。それはもう、借りてきた子猫のように怯えているのだ。
照と菫が深刻そうに話しているという事自体が亦野誠子にとっては初めての出来事であり、何が起きるか分からない、恐るべき出来事なのだ。

「菫を病院に連れて行ってあげて」

「は?」

照の訳が分からない発言により、誠子は素っ頓狂な声を出してしまった。
病院に行くのはお前だろうと、内心思ってしまった事は内緒だ。

「本当なんだ、聞いてくれ」

菫は苦虫を噛み締めるかのような表情で誠子に懇願する。

「はい……」

誠子は未だに事態が飲み込めずにいたが、とりあえず話を聞いてみることにしてみた。
何かがおかしい事には変わりがないのだから。

「最近、目からビームがめっちゃ出んねんな」

どうして関西弁なのかは置いといて、この人はもう駄目だ。病院に連れて行ってしまおう。
照の言っている事は正しいと誠子は瞬時に理解していた。

「ちなみに、このペットボトルに私のビームが凝縮されている……信じてくれるな?」

「馬鹿な事言わないで」

照は呆れながらボトルの蓋を開ける――と爆ぜた。

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