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二人の時間はまだまだつづく

「久しぶりのオフだ、って知ってたわよね」

 そう口にした丹羽菜緒子は真顔だった。
彼女が座るソファの隣では、高橋千代子がばつの悪そうな表情を浮かべていた。
おずおずと、高橋は口を開く。

「知ってました」
「貴女と一日中、同じ時間を過ごせるって。それなりに楽しみにしていたのだけれど」
「そりゃ私もだけど」
「で、貴女が考えた『好きな相手と一日過ごす』プランがこれ?」

 これ、と丹波が目線を遣ったのは、大きなテレビだった。
彼女らの目の前で、テレビは大仰なBGMと共にスタッフロールを流す。
先程まで彼女らが見ていた映画のスタッフロール。高橋が「絶対おもしろいから!」と自信満々でレンタルビデオ店で借りた映画だった。
さて、その肝心の内容が面白かったかと言えば、

「びっくりした。初めて見たわ、こんな駄作」

 大きく溜息がひとつ。
それと反比例するかのように、高橋はますます肩をすぼめて小さくなっていた。

「だってイタリアで絶賛されてたって……全伊が泣いたって」
「そういういかにもな評価を鵜呑みにするの、貴女の単純さが露呈してて嫌いじゃないわ」
「それ、褒めてる? 馬鹿にしてる?」
「両方よ。両方」
「両方って、それどういう―――」

 高橋の言葉は途中で遮られた。口づけだった。

「口直し。させてもらおうかしら」

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