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でも、最近少し足が疲れてきたかもしれない

「おい~吸血鬼ヤロ~」



冷房器具が壊れている軽音部室で、見慣れた棺桶を蹴りながら呟く。

季節は秋。最近涼しくなってきたはずなのだが、今日は久々の晴天で、夏並に暑い。少し放っておくと、すぐに顔に汗がにじんでくる。
日中だからといって棺桶に引きこもっている自称部長は、まだ出てくる気配がない。

「だから出てこいって~」

本来なら、もう少し声を張ってたたき起こすところなのだが、なんというか、この暑さというか。
冷房器具も壊れているし、だるいしなんだめんどくさいし。だから、こんなたるんだ声しか出なくなる。


「ここにあの双子もいれば、これを起こすのも手伝わせるんだけどな……」


そう呟いても、今は授業中だし、来てくれるわけではないんだけれど。
でも、言霊というか、声に出せば実現するとか前に吸血鬼ヤローがほざきやがったことがあった気がするから。
だから、こんなしょうもないけれど、少し期待して呟いてしまうというか。


――って、なんで俺はこんなにコイツに執着しているんだ?


そういえば、そんなこと、この間のライブが終わったこの棺桶に引きこもってるのも言っていた気がする。

『わんこ、どうしてこんな我輩と一緒にいてくれるのじゃ?』とか、そんな、若干不安を入り乱れた声色で。


そんな、いつも上に立ってからかってくるような奴が、そんな声色で話すんじゃねぇよ。そう思っているのだけれど。

なぜ執着するか? なんで今でも、ふぬけたお前と一緒にいるのか?

決まっているじゃねぇか。ずっと前から、ずっと、この人物になにか、心というものを奪われている気がするから。



だから一緒にいるのに、そんなこともわからないだなんて。コイツも随分とふぬけたんだなぁ。まあ、そういうところもいいかなって最近思うようになったけれども。


そう呟いて、ずっとけりつづけている

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