ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:黄色い超能力 制限時間:15分 読者:298 人 文字数:700字 お気に入り:0人

黄色い魔法使い




雪が降る外を、ゆうたは1人で歩いていた。また、アニキとケンカした。いつもは双子を活かそうってうるさいくらい言ってくるくせに。なんでこんな時だけ、勝手に違うことするんだよ?

「あ、ゆうたくんっ!」

気が滅入り、寒さと相まって、翠くんじゃないけど死にたいなと思っていた時だった。後ろからもう聞き慣れた声が聞こえた。

「ゆ、ゆうたくんっ?!聞こえてるでござるか〜?」

忍くんだった。仲良くなってからは、よく喋るようになって。今では、向こうから話しかけてくれるようになった。

「どうしたの、忍くん?こんな所で会うなて奇遇だね。どっかお店入って、ごはん食べる?奢るよ。」

忍くんは少しの間無言だったけど、少ししたら小さな声でこう言った。

「拙者のおすすめのお店があるでござる。そこに案内するでござるよ〜。」

そう言った忍くんに案内されてやって来たのは、カレー屋さんだった。チェーン店とかじゃない、個人経営の少し汚いお店。

「び、ビーフカレーふたつ、お願いするでござるっ。」

緊張した面持ちで、忍くんが俺のぶんも頼んでくれた。なんでも、ここのビーフカレーは絶品らしい。
運ばれて来たビーフカレーをスプーンで1口食べてみた。レトルトの味じゃない、家庭の味とでも言うような味がした。心が暖かくなるような、そんな味だった。

「…ふふ。おいしいね、ここのビーフカレー。」

「やっと笑ってくれたでござるね、ゆうたくん。」

忍くんはほっとした顔をして、自分の分のカレーを頬張った。

「…魔法使いみたいだね。」

黄色くて暖かい魔法に、俺は救われた気がする。

「ありがとう、忍くん。」

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
愚痴 ※未完
作者: ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:恋の保険 制限時間:15分 読者:29 人 文字数:682字 お気に入り:0人
これは本当に自慢ではないが、昔から自分は女性に人気があった。少なくとも第一印象で交換を抱かれることの多い見た目をしていた。ただ、最初から好感度が高く設定されす 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
仮面に寄せる ※未完
作者:匿名さん ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:都会の償い 制限時間:15分 読者:30 人 文字数:194字 お気に入り:0人
この街は、夢を見るには随分窮屈に思えました。人々はコンテンツをまるで映画鑑賞の片手間に飲むコーラのように、嚥下してけろりと忘れてしまう。消費される側の人間にと 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
自由を君に。 ※未完
作者:杉。@取引中心 ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:きちんとした熱帯魚 制限時間:15分 読者:98 人 文字数:1004字 お気に入り:0人
赤、青、黄色、緑。色を数えだしたらキリがない。 色とりどりの熱帯魚が自由に水槽の中を動き回る。 それぞれが自分の意志で、思い思いに泳いでいるようで、その実まる 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:きいの ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:彼と借金 制限時間:15分 読者:102 人 文字数:596字 お気に入り:0人
「お金、貸してあげようか?」 敬人が財布の中を見て顔を顰めたのに気付いた英智が、嬉々として聞いてきた。「いらん。」「あげるんじゃなくて、貸すんだから『いらない』 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:許されざる水たまり 制限時間:15分 読者:261 人 文字数:277字 お気に入り:0人
ああ、もうついてない…今日は帰りたい。鬱だ。どうして今日に限って…自分の不幸体質にことごとく嫌気がさす。昨日は雨だったから、今日こそは!とデビューさせたばかりだ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:えさき@ひなたゆうた ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:かっこいい交わり 制限時間:15分 読者:257 人 文字数:248字 お気に入り:0人
【ひなゆう】「やっぱさあ、なんだかんだでカッコいいよね、朔間先輩って」放課後、二人揃って軽音部の部室でチューニングをしながら、今はまだ物音のしない棺桶を見ながら 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:これはペンですか?違うわ、それは船 制限時間:15分 読者:290 人 文字数:493字 お気に入り:0人
暗い扉を開く。重そうな見た目に反して、案外そこらの扉と変わらない扉なので毎度毎度肩透かしを食らう。この部屋の奥、太陽光の届かない場所にある棺桶には吸血鬼が眠って 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:z ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:興奮したキス 制限時間:15分 読者:291 人 文字数:642字 お気に入り:0人
ねえつむぎ。ぼくがどうしてアイドルが好きなのか、きみはわかるかい? 夕暮れ時の教室で、英智がそんなことを言ったのはいきなりのことだった。いつもと変わりなかった 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:自分の中の強奪 制限時間:15分 読者:379 人 文字数:789字 お気に入り:0人
「おい~吸血鬼ヤロ~」冷房器具が壊れている軽音部室で、見慣れた棺桶を蹴りながら呟く。季節は秋。最近涼しくなってきたはずなのだが、今日は久々の晴天で、夏並に暑い。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:しろ ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:生きている爆発 制限時間:15分 読者:329 人 文字数:579字 お気に入り:1人
身近にいる吸血鬼は間違いなく博愛主義だ。一線を置いているのか、愛があふれて仕方がないのか。ふわふわとした曖昧な愛をあっちへこっちへとふりまいている。それでも、彼 〈続きを読む〉

おむおむの即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:おむおむ ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:黄色い超能力 制限時間:15分 読者:298 人 文字数:700字 お気に入り:0人
雪が降る外を、ゆうたは1人で歩いていた。また、アニキとケンカした。いつもは双子を活かそうってうるさいくらい言ってくるくせに。なんでこんな時だけ、勝手に違うことす 〈続きを読む〉