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親友きのこ ※未完

「今日も誰とも話せなかった」
 この学校に入学し、二ヶ月が経った。相も変わらず僕はクラスメイトと話す事が出来ない。
 今も昼休みで、他のクラスメイトは席をくっつけこの二ヶ月で親交を深めた友と一緒に持参のお弁当や購買で買ったパンを食べ、話に花を咲かせる。そんな中、僕は一人で部屋の隅の自分の机に突っ伏していた。

 入学して直ぐに風邪を引き一週間学校を休んだ。
 高校生という閉鎖された社会にとって最初の一週間というのはとても重要だ。何故なら多くの人は最初の時点でクラス内のグループを作り、そこの人達と一年を過ごす。一週間、その空間に存在しなかった僕はその波に乗り遅れた。
 結果、僕はどのグループにも所属できず自分の席から動けず、心は教室の中で当てもなく彷徨っていた。
 この空間において、僕は存在していないのと同義であった。

 学校に友達がいない。今の僕は世間でいうボッチ、日陰者。そう言ったものなのだろう。確かに中学時代も友達が多かったわけではない。
 それでも、クラス内の比較的大きなグループに所属していたし、よく遊んでいた。その友達は別の高校へ進学し、連絡も取っていない。

(とても居心地が悪い)

 自分が存在しているのに存在していない空間。その空間に居ることが少しずつ苦痛となっていく。
 僕は席を立つと教室の扉を開け、廊下へと出た。梅雨の時期というのもあり、じめりとした空気が硬い床に反射して空気を冷やす。もうじきこの冷たさも消える時期が来る。しかし僕は未だに何も進歩していない。
 駄目だ、考える事全てがそこへ収束してしまう。僕は頭を振り、その考えを振り落とすと弁当箱を持ったまま廊下を当てもなく歩いて行った。

 どれくらい歩いただろうか。気が付けば廊下から外に出、校舎の裏にまで来ていた。校舎に囲まれ全日通して全く日の当たらない。普通の人なら好んで近づかないようなその空間は、なぜか今の僕にはとても居心地のよさそうに感じた。
 空調の排熱気がありその周りはじめりとしている。それにより、日の当たらないこの場所は更に陰気な雰囲気を出している。

「あっ、きのこまで生えてる」
 そんな

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