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いつもの流れの始まり





「動いた」
「え?」
声の方へ振り向くと同時に、目を見開き頬を朱に染めたビクター・フランケンシュタインが、ぶつかるようにして肩を掴んできた。
「動いたぞ…見ろ少尉!」
興奮気味に叫ぶ彼に導かれ、手術台を覗き込む。すると、濁った茶色の目玉と視線がぶつかった。
彼はアンリを見とめると、怯えように視線を逸らし、きょろきょろとし始める。ビクターが光を当てると、ヒトの生理に従って瞳孔が収縮した。
「見たか!?まるで生きた人間だ!今まで心肺や手足が多少動くことはあったが、眼球が…ああ…」
アンリが何か口を挟む暇もなく、ビクターは抱きついてきた。力加減を知らない子供のように、容赦なく。その疲れの滲む顔はしかし、今は歓喜に染められている。
「すごいぞ!!アンリ・デュプレ少尉!検証は必要だが、きっと君の縫合のおかげだ!!やはり君に来てもらったのは大正解だっ」
と…不意に2人の背後で轟音が響き渡り、彼の賛辞を遮った。あちらは脳の回路の修復を試みている班が使っている辺りだ。
赤い火の手が見え、悲鳴があがり、いち早くバケツを持ってきた研究員が、作業場を素材もろとも容赦なく水浸しにしていく。チッと鋭い舌打ち。ブーツを鳴らして足早に、気分を害した様子の大尉殿は部下たちに歩み寄った。
「またなのか、お前たち!いくら戦争中で毎日死体が増えると言っても、機材には限りがあるんだぞ!…」
そうは言っても、失敗をするなという方が無理があるだろう。死を否定しようとしているのだから。アンリは苦笑し、怒鳴られて萎縮している研究員とビクターの間に割って入るため、咳払いをした。
「失礼ですが、フランケンシュタイン大尉。あなたも昨日、床を焼け焦げたはらわたまみれにしたのでは?」

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