ジャンル:ミュージカルフランケンシュタイン お題:興奮した独裁者 必須要素:背後で爆発音 制限時間:30分 読者:72 人 文字数:729字 お気に入り:0人
[削除]

いつもの流れの始まり





「動いた」
「え?」
声の方へ振り向くと同時に、目を見開き頬を朱に染めたビクター・フランケンシュタインが、ぶつかるようにして肩を掴んできた。
「動いたぞ…見ろ少尉!」
興奮気味に叫ぶ彼に導かれ、手術台を覗き込む。すると、濁った茶色の目玉と視線がぶつかった。
彼はアンリを見とめると、怯えように視線を逸らし、きょろきょろとし始める。ビクターが光を当てると、ヒトの生理に従って瞳孔が収縮した。
「見たか!?まるで生きた人間だ!今まで心肺や手足が多少動くことはあったが、眼球が…ああ…」
アンリが何か口を挟む暇もなく、ビクターは抱きついてきた。力加減を知らない子供のように、容赦なく。その疲れの滲む顔はしかし、今は歓喜に染められている。
「すごいぞ!!アンリ・デュプレ少尉!検証は必要だが、きっと君の縫合のおかげだ!!やはり君に来てもらったのは大正解だっ」
と…不意に2人の背後で轟音が響き渡り、彼の賛辞を遮った。あちらは脳の回路の修復を試みている班が使っている辺りだ。
赤い火の手が見え、悲鳴があがり、いち早くバケツを持ってきた研究員が、作業場を素材もろとも容赦なく水浸しにしていく。チッと鋭い舌打ち。ブーツを鳴らして足早に、気分を害した様子の大尉殿は部下たちに歩み寄った。
「またなのか、お前たち!いくら戦争中で毎日死体が増えると言っても、機材には限りがあるんだぞ!…」
そうは言っても、失敗をするなという方が無理があるだろう。死を否定しようとしているのだから。アンリは苦笑し、怒鳴られて萎縮している研究員とビクターの間に割って入るため、咳払いをした。
「失礼ですが、フランケンシュタイン大尉。あなたも昨日、床を焼け焦げたはらわたまみれにしたのでは?」

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
作者:しげち@今夜は喜劇! ジャンル:ミュージカルフランケンシュタイン お題:興奮した独裁者 必須要素:背後で爆発音 制限時間:30分 読者:120 人 文字数:905字 お気に入り:1人
「おかしい、電圧が低いままだ」「発電機をみてきましょうか」「たのむ」主人に言われて、ルンゲは急いで研究所の発電室へ向かった。この第一師団兵器研究所には、尋常では 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:Axis powers ヘタリア【腐向け】 お題:うわ・・・私の年収、小説の書き方 制限時間:1時間 読者:14 人 文字数:1223字 お気に入り:0人
「ギルベルト君、私の年収いくらだと思いますか」「自宅警備員に訊く質問かそれ」 菊の唐突な質問に、ギルベルトは眉を寄せる。「まあまあいいじゃありませんか」 菊の手 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:おそ松さん お題:素人の暗殺者 制限時間:15分 読者:10 人 文字数:454字 お気に入り:0人
血なまぐさい殺人現場での仕事が終わって十四松が家に帰ると、部屋の中に不法侵入者がいた。「だ、だ、誰ですか!?」十四松の口から出た驚きの声は上ずっていた。「…… 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:おそ松さん お題:俺の霧 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:450字 お気に入り:0人
十四松って何考えてるか分からない、と皆によく言われる。でも、僕が考えてることなんて結構単純だと思うけどなぁ。「十四松」 居間のバランスボールに乗りながら考えて 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:おそ松さん お題:死にぞこないのモグラ 制限時間:15分 読者:5 人 文字数:371字 お気に入り:0人
死にたい、一松が部屋の隅で膝を抱えポツリと言った。「一松兄さん、死ぬの?」「別に僕みたいなゴミクズが死んでも誰も困らないしね」一松は反応した十四松に一瞬目を向 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:刀剣乱舞 お題:紅茶と電話 制限時間:4時間 読者:12 人 文字数:4272字 お気に入り:0人
短刀たちを夜戦に送り出したあと、書類の待つ執務室へと戻った。そこには近侍である鶴丸が先に書類整理を行ってくれていて、彼には頭が上がらない。刀剣男士として合戦場へ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ファイナルファンタジー15 お題:うわ・・・私の年収、セリフ 制限時間:15分 読者:26 人 文字数:559字 お気に入り:0人
『うわ・・・私の年収、低すぎ?』最近よく目にするウェブの広告だ。グラディオラスは、年収ねえ、と心の中で独り言ちながら、スマートフォンをしまう。「さて、と。」グラ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ポケットモンスター お題:鋭い内側 必須要素:小説 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:7字 お気に入り:0人
ピッカピカピー 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:おそ松さん お題:私が愛した山 制限時間:15分 読者:4 人 文字数:410字 お気に入り:0人
嬉しそうにスキップをしながら前を行く十四松の背中を、ゆっくりとした足取りで追いかける。「どんぐり、どんぐり、どーんぐりっ」 おそらく自作の歌を口ずさむ姿は、ま 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ユーリ!!! on ICE お題:素晴らしい夕飯 制限時間:15分 読者:100 人 文字数:1354字 お気に入り:0人
「ねぇ勇利、これはなんだろうね」「うん、なんだろう……」 途方に暮れた僕たちの食卓には黒く焼け焦げた何かと、びちゃびちゃの茶色の液体に浸った何か。食材は確かに食 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ファイナルファンタジー15 お題:わたしの好きなうどん 制限時間:15分 読者:35 人 文字数:629字 お気に入り:0人
グラディオラスが風邪をひいた。珍しいこともあるものだと、皆が揶揄うが、全員が妙にソワソワして、やはり各々心配なようだ。ノクトは静かにゲームをし。プロンプトはカメ 〈続きを読む〉