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なんかイライラしてる勇利君(ヴィク勇)

「勇利は自分が嫌い?」
 リンクサイドで乾いた喉を潤していると、ヴィクトルが言った。さっきからずっと見られたいたことは知ってる。彼は肝心なところで鈍感な癖に、気にしないでほしいことを気づくからやっかいだ。なんて言い訳しようと考えているうちに、拭ったはずの汗がまたじんわりと肌を濡らしていた。
「嫌いです」
「わお、はっきり言うね」
「ヴィクトルはきっと、自分を好きになれないでどうするって言うんでしょ。僕だって、そうしたい。でも、思うようにいかないときだってある」
「だろうね。俺だって自分が嫌になることなんてしょっちゅうだし」
「えっ」
「えっ?」
 意外だった。そう思ったのが顔に出ていたんだろう。ヴィクトルは心外だなぁと言って片方の頬を膨らませた。肩肘を突いてそっぽを向く彼の姿に、僕は形容し難いものを感じて胸が痛んだ。うん、今のは嘘。この痛みが何かくらい理解している。でも、彼が言葉にしてこない手前、自分から口にする勇気があるはずもなく。
「意外だったけど、なんか安心した」
「理想のヴィクトルじゃなくて、残念だった?」
「その言い方、好きじゃないな。僕」
「うん。分かってて言ったもの」
「……僕、もう帰ります」
「勇利!」
 ヴィクトルの声は聞こえないフリをしてその場を後にする。あーあ、やってしまった。子供みたいだ。僕はいtt

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