ジャンル:黒子のバスケ 子ども世代 お題:最強の栄光 制限時間:15分 読者:106 人 文字数:648字 お気に入り:0人

せきじつ ※未完

初老というよりはもう少し年齢のいっている感じだった。その人は僕を見て優しく微笑んで、少し泣きそうな顔をしていた。
お父上の小さい頃に良く似ていらっしゃる。目元はお嬢様、いやあなたのお祖母様に
お嬢様。僕の祖母を知っているその人は、お嬢様と言った。彼はいったい何者なんだろう。父はその人と親しいようで、再会の挨拶が済むとお互いの近況から親戚、会社の事業の話をしていた。彼らはずっと正座で、僕は時折お茶を追加するために席を立った。茶うけの和菓子の表面が少し乾燥した頃、彼らはそれを思い出したようにつまみ上げ、父はそれを嬉しそうに食べ、そんな父を茶川と名乗った男性は、嬉しそうに眺めた。茶川は父の話に頷き、時に質問し、時に笑い合っていた。それだけで彼が博学なことがわかった。父と対等に会話をする人間など、真太郎さんくらいしか知らなかった。その真太郎さんですら、事業の話についてはそれほど詳しくなかった。
あの人は誰?
父に尋ねると、昔、一緒に暮らしていた人だ、と返された。
親戚の人なのだろうか。それにしては父に対して腰が低かった。一定以上の踏み込まない話し方をしていた。対等というよりは、もっと段差のある関係のようだった。
父という人は、未だによくわからない。どうやら僕が思っているよりずっと、すごい家に生まれた人らしい。しかし父は普通の家よりちょっとだけ金を持っていたから、エスカレーター式の学校に通っていたのだ、としか話さない。
『人間は出自で決まるものではないし、決め付けるものでもない』


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作者:かみむら ジャンル:黒子のバスケ 子ども世代 お題:誰かの団地 制限時間:15分 読者:533 人 文字数:751字 お気に入り:0人
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かみむら@Prompt/DCR17C47bの即興 二次小説


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