ジャンル:おそ松さん お題:求めていたのは悲劇 制限時間:15分 読者:38 人 文字数:722字 お気に入り:0人
[削除]

排気煙の秘密 ※未完

屋上に上ってマッチを擦った。どれだけ古臭いと言われようとも、どうしてもライターを使う気にはなれない。そのまま咥えた煙草に火を点け、煙を肺腑に染み込ませるように深く吸う。夜中の、誰もが寝静まっている時間にこうしている時だけは、酷く心が落ち着く。街の雑踏、自動車の排気、人の呼吸音、そういった煩わしいものから一切解き放たれたこの場所に、私と冷たい夜風だけ。そういう人間になりたいなと、いつも思う。存在感のない、透明な、いるのかいないのかわからない、そんな、儚い存在になりたいと思う。そうしたら、あの人に捕まえておいてもらえるかもしれないから。風のように、どこか遠くへ飛んで行けたら、あの人に探してもらえるかもしれないから。馬鹿みたいなことを考える。ゆらゆらと、煙草から白煙が立ち昇ってやがて消えていくのが、まるで火葬場のようで目を細めた。
彼が私に縛られる日などきっと来ない。そんなことは、とっくの昔にわかりきっていた。私なんかの手のひらに収まるような人じゃあない。こんなところにいつまでも、留まったままで動けない私のような、救いようのない人間とは、まるで、違う。
ああ、そういえば、彼も煙草を吸っていたな。偶に、弟たちが寝静まったあと、二階のベランダに腰掛けて吸う、赤いマルボロ。その甘い香りが漂ってくると、決まって彼のことを思い出す。それがみっともなくて、私は違う銘柄を選んだ。メンソールのキツイそれを、こんなに沢山吸ってしまえば、今夜もまた上手く寝られないのだろう。赤子のように毛布に包まって、静かに涙を流すのだろう。あの人のことを思い出さないようにと、そうしたことも全部、無意味でしかなくて、結局私はいつまで経ってもあの人のことをわすれられ

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
作者:ひろ(旧→〇た) ジャンル:おそ松さん お題:どす黒い火 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:550字 お気に入り:0人
帰ってきたら上の2人がイチャついてた。おそ松兄さんはクソ松の膝の上でゲッラゲラ笑い転げてるし、クソ松はなぜ笑われているのかと困惑しながらも必死に股間を隠そうとし 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ひろ(旧→〇た) ジャンル:おそ松さん お題:鈍い兄 制限時間:15分 読者:16 人 文字数:480字 お気に入り:0人
全く、この兄は。気持ち悪いくらい人の気持ちを察することが出来るくせに、救いようのない程鈍感なのだ。「カラ松〜、チビ太のトコ行こーぜ。」お兄ちゃん大当たりしちゃっ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:はたか ジャンル:おそ松さん お題:プロの年賀状 制限時間:15分 読者:25 人 文字数:1237字 お気に入り:0人
そこら辺を散歩していた時、たまたま昔馴染みの駄菓子屋さんの前を通ろうとしていたんだけと、店前に並べてある机の上にあるイチゴ味の赤い飴玉に目を惹かれてさ、せっかく 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ひいろ ジャンル:おそ松さん お題:昨日の旅行 制限時間:15分 読者:11 人 文字数:625字 お気に入り:0人
「銭湯行くぞー」誰からともなく声がかけられ6人は各々桶に詰め込んだ荷物をもって出た。雨は降っていないが今にも溢れそうな薄暗がりの曇天。ジメジメとまとわりつくよう 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ひろ(旧→〇た) ジャンル:おそ松さん お題:俺は善意 制限時間:15分 読者:26 人 文字数:307字 お気に入り:0人
意味分かんない。オレは、お前がしたいって言ったからしてあげただけなのに。可愛かったろ?セーラー服。お前の秘蔵の中にあったから折角用意したんだ。興奮したろ?お前の 〈続きを読む〉


ユーザーアイコン
作者:六月 ジャンル:おそ松さん お題:10の病気 制限時間:15分 読者:35 人 文字数:1114字 お気に入り:1人
十のころに病気をした。たいていの病気は6人同時になっていたので、松代は大変だっただろうが、おそ松ひとりがかかるということはたいそう珍しいことだった。風邪と診断 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:はたか ジャンル:おそ松さん お題:夏の馬鹿 制限時間:15分 読者:28 人 文字数:704字 お気に入り:0人
鉛筆を削る音がした。ゴリゴリゴリゴリ、鉛筆を削る時特有の匂い、音それが部屋に広がっていた。音の出どころを探ろうと床に寝転がっていた頭を起こしあくび混じりに辺りを 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ストロー ジャンル:おそ松さん お題:自分の中の秘部 制限時間:15分 読者:24 人 文字数:501字 お気に入り:0人
本棚の裏側に閉じ籠って、原稿用紙に葉っぱばかり描いた。中庭を歩いて景色を覚え、描きやすい方眼紙を使ってゴリゴリ。今思えば、鉛筆も良いものだった。魔法使いさなが 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:六月 ジャンル:おそ松さん お題:宗教上の理由で病院 制限時間:15分 読者:78 人 文字数:858字 お気に入り:0人
一松には宗教がある。 ーーーというふうに、おそ松は理解している。 どういう宗教かと聞かれると困るのだ。具体的にこんなふう、と言えるものではない、と思う。まあで 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
鏡に映した、 ※未完
作者:ストロー ジャンル:おそ松さん お題:間違った食事 制限時間:15分 読者:53 人 文字数:466字 お気に入り:0人
中心に積まれた唐揚げが、冷えきって柔らかくなっていた。山に雪を被せるように、ラップがかかっている。昨日の夕飯の残りだろうが、それにしても多い。 人は俺を『朝帰 〈続きを読む〉

匿名さんの即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:テイルズオブシンフォニア お題:幼い敗北 制限時間:30分 読者:6 人 文字数:1009字 お気に入り:0人
ちゃらちゃらしてて軽くていけ好かない男。第一印象は最低の最悪。シルヴァラントの神子である幼馴染のコレットはあんなに健気で立派ななのに、同じ神子とは思いたくない程 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:戦国無双 お題:幼い敗北 制限時間:30分 読者:5 人 文字数:560字 お気に入り:0人
何もなかったことにしたかった。何も感じないふりをしていれば、本当にそうあれるとおもっていた。ぽつり、ぽつりと、闇のなかへ落ちては溶ける言葉が、官兵衛の胸に積もっ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:魔人探偵脳噛ネウロ お題:腐った豪雪 制限時間:15分 読者:3 人 文字数:514字 お気に入り:0人
雪は嫌いだ。理由は簡単。寒いからだ。けど、「ねーねー雪合戦しよ!」「誰がやるか馬鹿」テラによって無理矢理外に出ている。てか「なんでお前らまで…」「だってテラサン 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ワールドトリガー お題:ありきたりな顔 制限時間:30分 読者:9 人 文字数:671字 お気に入り:0人
ーー嘘をつくなとお前は言うが、嘘をつきたい気分なんだ。「悪いな、迅」得意のサイドエフェクトで何を見たのか。迅の顔はひどく歪んで見えて、何だか無性に触れたくなった 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:I love a piano お題:青い馬鹿 制限時間:4時間 読者:9 人 文字数:2195字 お気に入り:0人
「ねぇ! ふたりともきいた?」 息せき切って店に駆け込んできたのは、頬を紅潮させたサディだった。一見してわかるほどの興奮に、レオンとアレックスは目を丸くする。「 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
瞳の色 ※未完
作者:匿名さん ジャンル:法学ロジスティクス お題:彼の怒り 制限時間:1時間 読者:6 人 文字数:529字 お気に入り:0人
※クロスオーバーかつ腐向け彼に告白された時の素直な心境は「馬鹿な」というものだった。厭だとかそうではないとかいう次元の話ではない。機関に過ぎない私が、法律にすぎ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:I love a piano お題:やわらかい命日 制限時間:4時間 読者:19 人 文字数:1607字 お気に入り:0人
朝霧のけぶる夜明け、普段の街は静まり返っている。夏場ならとうに光も差す時分ではあるが、年も暮れに近い今頃では、淡い光がゆらめくのみだ。だというのに、窓の向こう 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:おそ松さん お題:うへへ、家 制限時間:15分 読者:8 人 文字数:1037字 お気に入り:0人
2階の子供部屋に足を運ぶ。いつからだったかおそ松兄さんが好きだった。学生の頃は純粋と言ってもよかったこの思いはいつの間にか拗れてじったようで歪んでしまった。ぼく 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ファイナルファンタジー15 お題:高いつるつる 制限時間:15分 読者:15 人 文字数:600字 お気に入り:0人
王都城内にある大きな図書館。ここにある本を読むのが、グラディオラスは好きだった。戦術の心や、歴史小説など、好きなものがここなら数多揃っている。今日は借りていた本 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:名探偵コナン お題:最後の言い訳 制限時間:2時間 読者:9 人 文字数:1485字 お気に入り:0人
〈新蘭前提の園蘭/片想い/独白調?/アイデア出し・プロット程度の散文〉 毎週末のこの時間に欠かさず見るドラマは、世の女子達が虜になっている若手俳優が主演を張った 〈続きを読む〉