書きたい話のフラグメンツ
(オリキャラ居るよ-)
【結婚とは】
烏丸京介にバイトしないか? と誘われて受けた唐沢リコが行ったのはチャペルが併設された複合施設であった。
「お疲れ様。リコリス」
「おじさんこそ」
唐沢克己を探したら、会場で煙草を吸っていた。
バイトに来たはずだったのにボーダー本部では京介とリコが結婚するらしいという噂が流れて本部が大騒ぎ……はいえ。ボーダー隊員の
一部だけだったが……になったり、会場は会場で結婚式が中止になった。
どうも新郎の方が既婚者だったのに結婚式を挙げるとかになってしまい新婦の方は知らなくて
ソレは不倫ではないのだろうかとなったが新郎の方が既婚者であることを黙っていたようだ。
中止になった結婚式で余った料理はボーダー隊員が美味しくいただいていますになっている。
「俺に関しては別に良いさ。保護者だから」
この手の場に必要なのは調停力であり、唐沢が場をおさめてくれなければややこしいことになっていたし、
バイト代も危なかったが唐沢が介入してくれた。
「結婚しても幸せに慣れないとか言うけど本当なんだ」
「――幸せかどうかは本人次第だろうが今回は男が悪いね」
「おじさんも結婚しないと煩くない?」
「独り身が良いんだ。君を抱えているし」
本当なのか嘘なのかよく分からない態度で唐沢が答える。
「気まぐれ」
そう言ってみれば、唐沢は笑った。
作者:秋月蓮華
ジャンル:千銃士
お題:どこかの絶望
制限時間:4時間
読者:30 人
文字数:3506字
お気に入り:0人
【ある意味でコレは幸せの話】彼女には絶望がよく似合うとファルは想っている。現に荒廃した街外れの教会を見上げる彼女は美しかった。古銃マスター、レジスタンスに希望を
〈続きを読む〉
作者:秋月蓮華
ジャンル:千銃士
お題:今年のローン
制限時間:1時間
読者:100 人
文字数:885字
お気に入り:0人
【最優先順位】「ローンが組めたとしても……」僕、エセンが執務室にマスターの様子を見に来ると彼女は執務机に座って考え込んでいた。レジスタンス側の希望であり、僕達貴
〈続きを読む〉