ジャンル:ワールドトリガー お題:幸福な女祭り! 制限時間:2時間 読者:136 人 文字数:1850字 お気に入り:0人

お茶会(はじまりつつ

(オリキャラいるよー)

【お茶会の時間です】

「はい。お土産」

「ありがとう。これからどうするの?」

ボーダー本部にて唐沢リコは唐沢克己からお土産を受け取った。紙袋の中身はチョコレートだ。
チョコレート嫌いの友人が押しつけてくるのだそうだが、リコはチョコレートが大好きである。
予定は、一応聞いておく。

「仮眠を取るよ。君は」

「カシオとチェスの勝負しに行く。お土産は持って行くよ」

「王子君、苦手じゃなかったかい」

「リコリスって呼んだからね」

王子こと王子一彰は王子隊の隊長だ。ポジションはアタッカーである。先輩を除いて後輩や同級生に
妙なあだ名を付けたのだがリコがつけられた徒名はリコリスだ。
ソレには固まった。
リコリスというのは唐沢リコの本名なのだ。とはいえ、滅多に呼ばれないし、かつても呼んだものは少ないし、
今では唐沢ぐらいしか呼ばない。
嫌そうな顔と周囲の助力で徒名をリコリーには出来た。

「俺はもう寝るから、何かあったら連絡を」

「おじさん。おやすみなさい」

「おやすみ」

欠伸をかみ殺した唐沢と別れる。
ボーダーを潰すならば名目上のおじである唐沢を消した方が速いとは想っている。各交渉やら資金集めをしているのは
彼だからだ。
王子隊の隊室前に行くとノックする。どうぞ、と女性の声がした。

「失礼します。カシオーチェスしに来たよ」

「リコちゃん。カシオ君なら南沢君とランク戦に行ったわよ」

「約束をしたのはあっちだったのに」

「無理矢理じゃないかしら。強引だったし」

王子隊のオペレーターである橘高羽矢が出迎えた。
南沢は南沢海、生駒隊のアタッカーだ。樫尾由多嘉と南沢とリコは年齢も近いのかよくランク戦で戦っている。
想像してみれば海が誘っていくのが浮かぶ。
部屋には羽矢とリコだけだ。

「良かったら食べます? おじさんがくれたんだけど、お土産のチョコレート」

「ありがとう。でも、二人だけで食べるのも……」

羽矢が言いかけるとドアのノックが聞こえた。羽矢? と声がした。リコさん、とも呼ばれる。

「加古さんと双葉だ」

「双葉がリコを探していたのよ」

「伝言が。チェスの勝負はすみませんが誘われてしまったので後に、後に、って……」

「わかったよ」

加古望と黒江双葉、加古隊の二人が来た。加古は羽矢を探しに来ていて、双葉はリコを探しに来たようだ。
そのままの内容を伝えられて、リコは納得する。どうも、無理矢理誘われたらしい。

「それ、お土産?」

「おじさんから、加古さんと双葉も食べる?」

「これから炒飯を作ろうとしていたんだけれどもチョコレートも悪くないわ」

「……材料? そのまま食べるの? どっち?」

過去の趣味は炒飯作りであり、美味しい炒飯が多いのだがたまに、本当にたまに妙な炒飯を作る。
双葉と一緒に食べるのだが、あの味はかつて旅をしていた頃を思い出す何かだ。
リコと双葉が”もし材料に使われたとしたら、食べられるけど”と言った顔をする中、羽矢が提案した。

「そうだ。それならみんなで……」



会場は加古隊の作戦室である。A級である加古隊の部屋は広い。
羽矢がお茶会を提案したのだが、メンバーは四人だけではなかった。

「チョコレート、他にもクッキーとか」

「玲、これ」

「ありがとう。熊ちゃん」

「美味しい美味しい」

加古隊の作戦室に移動をしたときに那須隊の茜や熊谷友子と会い、那須隊のメンバー四人が加わり、

「紅茶、入れましたわよ」

「ジュースもあるから好きにね」

「ポテチもある」

「おっ、美味しそう」

「賑やかなのはいいよね」

リコの隊である粟原隊のメンバーや影浦隊のヒカリも加わっている。女子会というのになってきていた。

「リコちゃーん、お母さんの実家からロイズのチョコレートを送ってきたの。好きでしょ」

「太刀川隊の作戦室に行ったらそのこと聞いたから!」

「ゆうさんと桐絵」

メンバーがどんどん増えていく。加古隊の作戦室が広くて良かった。こうしてみるとボーダーは結構女の子が多い。
オペレーターもそうだが、隊員もいる。
ロイズのチョコレートは美味しいので好きだ。北海道は一度行ってみたい土地だ。

「炒飯はカットできた」

「お茶会でごまかしだね」

隣の双葉が小声で言う。これにはリコも同意した。
食べられるとは言え、美味しいものは、食べたいのだ。


【Fin】

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
唐忍 ※未完
作者:日本海◇西4P06a ジャンル:ワールドトリガー お題:早すぎた自動車 制限時間:2時間 読者:184 人 文字数:701字 お気に入り:0人
運転席の忍田が珍しく煙草を吸っている。それは助手席に座る唐沢が忍田に勧めたものだった。本当は、忍田は煙草を断ると思っていたから、唐沢はその不意の気まぐれを意外に 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:狛犬(UìωíU) ジャンル:ワールドトリガー お題:記憶のぬくもり 制限時間:2時間 読者:273 人 文字数:1030字 お気に入り:0人
「抱きしめていい?」あの子にダメ元で言ってみた。ダメならダメでいいけど、ダメって言われるのは嫌だった。だってなんだか遠くに行っちゃう気がしたから。でもあの子はそ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:❤️♡ときお♡❤️ ジャンル:ワールドトリガー お題:臆病な結婚 制限時間:2時間 読者:669 人 文字数:4242字 お気に入り:0人
帰ろう、隊服に指をかけながらそう思った時だった。あの妙に甘ったるい、首筋を這うような声が、ドアの隙間から俺の耳を撫でていったのは。「ね、今日は大丈夫でしょ? 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ワールドトリガー お題:煙草とスキル 制限時間:2時間 読者:630 人 文字数:3208字 お気に入り:0人
身体にいいことないからやめとけ。 一時期繰り返し言われた小言を、最近とんと聞かなくなった。 実際の体力や肺活量が落ちたところで、トリオン体での戦闘には影響が出 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ワールドトリガー お題:空前絶後の世界 制限時間:2時間 読者:586 人 文字数:950字 お気に入り:0人
「…ここもダメか…そっちはどうかな?」「だめですね…かなり「うーん…やっぱり、」部屋の壁にかけられたプレートに書かれた文字をみて来馬は、息をのみ込んだ。【セック 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:天野 ジャンル:ワールドトリガー お題:彼と王子 制限時間:2時間 読者:623 人 文字数:1331字 お気に入り:0人
敵なんていなかった。全部吹き飛ばせばいい。それで終わり。 目標もやる気もなかったのに才能だけがあった。圧倒的なトリオン量。羨望と嫉妬の眼差しを一身に浴びる。そ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ワールドトリガー お題:怪しいむきだし 制限時間:2時間 読者:1377 人 文字数:1565字 お気に入り:0人
笑顔、否。作り笑い。否。「またお前は・・・」呆れた声が妙に木霊する。それは言われた相手のみならず、他の人の耳にまでしっかり届いた。二宮は溜息を付いた。深く、とて 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ふじした ジャンル:ワールドトリガー お題:来年の消しゴム 制限時間:2時間 読者:639 人 文字数:1391字 お気に入り:0人
それは燃えた消しカス、米屋が学生として生きていた残骸だった。 授業の内容を聞いていないことは、米屋があからさまに窓の外に顔を向けていたのでわかっていた。三輪は 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
米屋と奈良坂 ※未完
作者:貝になりたい九條 ジャンル:ワールドトリガー お題:ぐふふ、恨み 制限時間:2時間 読者:563 人 文字数:886字 お気に入り:0人
恨みというものは、人を生かす原動力にもなりうるのだということを、奈良坂はボーダーになってはじめて知った。そのことを教えてくれたのは、同い年の少年―三輪だった。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:泉屋 ジャンル:ワールドトリガー お題:3月の悪人 制限時間:2時間 読者:737 人 文字数:1356字 お気に入り:0人
オサム。そう遊真がメガネ君を呼ぶ声が聞こえた。何か疑問に思う事でもあったのかな?と思いながら、オレはレイジさん手製のカフェオレに口をつける。「オサム。『ひなまつ 〈続きを読む〉

秋月蓮華の即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:秋月蓮華 ジャンル:名探偵コナン お題:調和した真実 必須要素:豚肉 制限時間:2時間 読者:21 人 文字数:2386字 お気に入り:0人
(オリキャラ居るよー。夢主は金田一と探偵学園の世界出身)【日常に落とし込んだこと】夕方、勤務地である喫茶ポアロのドアベルが鳴り、客が入っていたことを高遠雪姫は察 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:秋月蓮華 ジャンル:テニスの王子様 お題:簡単な祖母 必須要素:3000字以上 制限時間:30分 読者:24 人 文字数:923字 お気に入り:0人
(オリ設定キャラ居ます)【お婆ちゃんとの話】「観月くーん、宅配便来とるよ。君の実家から」日曜日の朝、聖ルドルフ学院の男子寮のリビングルームで朝からパンケーキを食 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:秋月蓮華 ジャンル:刀剣乱舞 お題:裏切りの笑顔 必須要素:3000字以上 制限時間:1時間 読者:24 人 文字数:3342字 お気に入り:0人
【とある宗教の撲滅】明石国行は決意した。必ず、必ず、この宗教は消し去らなければならないと。「……ヒツキさん……」「主、おはようございます」審神者のプライベートス 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:秋月蓮華 ジャンル:しんけん!! お題:緩やかな失踪 必須要素:化粧水 制限時間:2時間 読者:25 人 文字数:1891字 お気に入り:0人
(刀匠いるよー)【緩やかに、緩やかに】斎庭白秋はこの屋敷町では地位としては上位に入るというか、真剣少女のお守り役とも取れる刀匠だ。刀匠ではあるが、真剣少女通しの 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:秋月蓮華 ジャンル:血界戦線 お題:出来損ないの小説家 制限時間:30分 読者:30 人 文字数:1644字 お気に入り:0人
(オリキャラ居るよー)【ライブラのとある日】その日、レオナルド・ウォッチがライブラの執務室に入るとソファーでエルセリーザ・ディライトが仰向けに寝そべりながら小説 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:秋月蓮華 ジャンル:戦国BASARA お題:疲れた、と彼女は言った 必須要素:美容整形 制限時間:1時間 読者:44 人 文字数:867字 お気に入り:0人
(オリキャラ居るよー)【綺麗になるために】「疲れた」「本っ当にすみません!! 椿さん!」大阪城。城下にある古い神社にて島左近はこの神社の主である御巫椿に謝った。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:秋月蓮華 ジャンル:真・三國無双 お題:正しいお尻 必須要素:村上春樹 制限時間:15分 読者:28 人 文字数:359字 お気に入り:0人
(現パロで晋面子)【あうあわない】「鍾会様」とあるクラスにて帰ろうとしていた鍾会に会いに来たのは梁紫緒、鍾会の家の居候だ。ある日突然、兄が連れてきた少女だ。教室 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:秋月蓮華 ジャンル:テニスの王子様 お題:淡いぷにぷに 必須要素:100字以内 制限時間:2時間 読者:28 人 文字数:129字 お気に入り:0人
【ふじゆうたのおやつ】(たいとるぬいて100文字以内)冷蔵庫に自分用とでかでかと書いておいてあった紙箱を不二裕太は手に取ると中身を皿に移した。「ババロア」人気店 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:秋月蓮華 ジャンル:テニスの王子様 お題:12月の税理士 必須要素:スケベ人間 制限時間:1時間 読者:70 人 文字数:2621字 お気に入り:0人
【冬の日に君と僕は】U-17強化合宿に招待された氷帝学園中等部三年、忍足侑士は手伝いとして招集された中等部二年のアディシア・スクアーロを探していた。「忍足先輩。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:秋月蓮華 ジャンル:テニスの王子様 お題:暴かれた風邪 制限時間:15分 読者:69 人 文字数:1183字 お気に入り:0人
(ルドルフのある日)【風邪引きのこと】「……風邪が流行しとるねぇ」「してますね……無事なのが俺ぐらいって……」「柳沢君に留守はお願いしてきたけど、木更津君に観月 〈続きを読む〉