ジャンル:テニスの王子様 お題:誰かと敗北 制限時間:15分 読者:77 人 文字数:582字 お気に入り:0人

図書室/乾海 お題無視 ※未完

 図書館なんて久しぶりに来た、と俺の向かいに座る海堂がポツリと漏らした。今日は中間試験も近いからと一緒に勉強会をすることになっている。しかし俺より勉強するべき彼は気もそぞろで、テキストを机上に広げてはいるもののすらすらと進んでいく様子ではない。分からないところがあったら聞いてくれていい、とあらかじめ言ってあるので、きっとそういうわけではないんだろうが。
しかたないので鞄から小さな付箋を取出し、一言添えて海堂に見せてやる。
『どうした?何かあったか?』
海堂はそれを見るなりすこし目を見開かせ、俺の方をちらりと見た。しん、と静寂が横たわる自習室の中ではたとえ小さくとも声を出すのは憚られて、こっちに書いて、と彼に渡した付箋を指で指して伝える。彼が何か書いて俺によこしてきた。
『すいません、落ち着かなくて』
落ち着かない、か。なによりもトレーニングを優先してそうな彼のことだから、こんなに静かな自習室は確かに落ち着かないのかもしれない。出ようか?と新しい付箋に書いて彼に渡すも、彼はふるふるとかぶりを振った。
うーん、我慢させてるかな。さりげなく退室するよう促してみようか。
彼から付箋が回ってきた。いつもの彼なら書かないであろう言葉を添えて。
『先輩と無性にキスがしたい』
ぶわわ、と自分の顔がしたから赤くなっていくのが分かる。落ち着かない、ってそういうこと?

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
作者:ひより みる ジャンル:テニスの王子様 お題:臆病な踊り 制限時間:15分 読者:27 人 文字数:556字 お気に入り:0人
小学校では、ダンスの授業が必修化されたんだってよ。……なんて言われてもさ。「いや、こんなの踊れねえよ……!」日吉はにやにやしながら見てやがるし、名前も知らないガ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ひより みる ジャンル:テニスの王子様 お題:見知らぬ霧雨 制限時間:15分 読者:33 人 文字数:436字 お気に入り:0人
−−−−−−−−さああああ。 湿気だろうか。色素の薄い髪がわずかにうねっていることに気がつく。こんな天気じゃなかったら、こんな間違いは犯さなかっただろう、と日吉 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:シンリ ジャンル:テニスの王子様 お題:刹那の小説上達法 制限時間:15分 読者:59 人 文字数:157字 お気に入り:0人
「仁王っ!! 練習時間に三十分も遅刻してくるとはどういうことだ!」 鬼の副部長の怒号に部員たちは驚いて一瞬竦みあがった。 練習試合を行っていったコートでは、その 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:シンリ ジャンル:テニスの王子様 お題:過去の体験 制限時間:15分 読者:92 人 文字数:189字 お気に入り:0人
気が付くと俺は学校のテニスコートに立っていた。 ネットを挟んだ向かい側にはサーブの態勢に入っている滝が見えた。 俺は反射的にレシーブに入る準備を整える。 滝は 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:原稿して ジャンル:テニスの王子様 お題:冷静と情熱の間にあるのは恋 制限時間:15分 読者:132 人 文字数:1197字 お気に入り:0人
ジノリのティーカップを傾ける細長い指を、日吉はぼんやりと眺めていた。「冷めちゃうよ」 形良く緩やかに吊った眉を僅か下げた滝は、微笑とも何ともつかぬような笑みを 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:浦坂 ジャンル:テニスの王子様 お題:安い雪 制限時間:15分 読者:246 人 文字数:490字 お気に入り:0人
ハロウィンが終わり11月になると、催事好きの校内は途端にクリスマスの装いを始める。食堂に飾られたクリスマスツリーには、オーナメントと一緒に雪に見立てた綿が飾ら 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:蜜柑 ジャンル:テニスの王子様 お題:興奮した失踪 制限時間:15分 読者:296 人 文字数:448字 お気に入り:0人
「二人で抜けださねぇか?」息が詰まるほどのパーティー。煌びやかな明かりに、着飾った人々。皆笑顔を貼り付けて思ってもないことを話す時間。つまらない。そっとアルコー 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:秋月蓮華(もしくは高槻翡翠) ジャンル:テニスの王子様 お題:純白の真実 制限時間:15分 読者:268 人 文字数:657字 お気に入り:0人
(オリキャラ居るよー)【忍足侑士と幽霊とのある休み時間】氷帝学園中等部のサロンにて忍足侑士は洋書を手に取った。ペーパーブックだ。「Murder on the O 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:原稿して ジャンル:テニスの王子様 お題:小説の軽犯罪 制限時間:15分 読者:238 人 文字数:1112字 お気に入り:0人
「俺と内村が並んでてさ、どっちが人殺しそうな顔してる? って聞いたら、」 十人中九人は内村だって答えるだろうなぁ。 のんびりと零した森に鋭い目を向けながら、内村 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:原稿して ジャンル:テニスの王子様 お題:人妻の自動車 制限時間:15分 読者:311 人 文字数:1128字 お気に入り:0人
「誰かと思いましたよ」「ふふ、女の人じゃなくて残念だったね」 そう言ってたおやかに微笑む目の前の人は特別に線が細いというわけではないが、好む服装やお上品な仕草立 〈続きを読む〉

ぴょんぽんの即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:ぴょんぽん ジャンル:テニスの王子様 お題:誰かと敗北 制限時間:15分 読者:77 人 文字数:582字 お気に入り:0人
図書館なんて久しぶりに来た、と俺の向かいに座る海堂がポツリと漏らした。今日は中間試験も近いからと一緒に勉強会をすることになっている。しかし俺より勉強するべき彼 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
安い海 ※未完
作者:ぴょんぽん ジャンル:Undertale お題:安い海辺 制限時間:15分 読者:81 人 文字数:806字 お気に入り:0人
※人間が登場しますがfriskというよりはプレイヤー視点といったほうが良いかも 地下世界に溜まる小さな水たまりを見つめながら、人間はどうしたものかと頭を悩ませた 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ぴょんぽん ジャンル:onepiece お題:栄光の殺し屋 制限時間:30分 読者:121 人 文字数:1506字 お気に入り:0人
昼間降っていた雨も夜には止むでしょう、と朗らかに笑う天気予報士の話はばっちり的中していた。冷ややかな星空の下、丁寧に舗装された煉瓦造りの歩道には人っ子一人見当た 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ぴょんぽん ジャンル:テニスの王子様 お題:見憶えのある道 制限時間:15分 読者:253 人 文字数:369字 お気に入り:0人
今俺達が歩いているこの道は、いつかに見たことがある道だ。俺達は何度となくこの道を歩いてきた。決して平坦ではない。時に登り、時に下り、時にわざと毛躓かせるように大 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ぴょんぽん ジャンル:龍が如く お題:情熱的な壁 制限時間:15分 読者:304 人 文字数:746字 お気に入り:0人
ひ、と上ずった声が聞こえてくるのはちょうど俺の向かいに位置する壁の向こうからである。断続的に聞こえてくるその声に、桐生一馬その人は気になって仕方がない、といった 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ぴょんぽん ジャンル:テニスの王子様 お題:正しい恋愛 制限時間:15分 読者:277 人 文字数:889字 お気に入り:0人
中学生たるもの、恋愛するにしても清く正しい交際が必要となる。もっと進んだことは大人になってからすればいいわけだし、何より俺らはまだ幼い。もし―もちろん、そんな『 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ぴょんぽん ジャンル:龍が如く(冴真) お題:恥ずかしい体験 制限時間:15分 読者:195 人 文字数:715字 お気に入り:0人
その日のバッティングセンターは、いつもが嘘かと思うくらいに静かだった。ただ一ブースを除いては。バッターボックスには蛇柄のジャケットに怪しく光る黒いスキニーを履い 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ぴょんぽん ジャンル:テニスの王子様 お題:素人の小説上達法 制限時間:30分 読者:286 人 文字数:1266字 お気に入り:0人
「あー……」ざんざん降りの外の様子を家路へと急ぐ生徒の声で騒がしい教室の窓から眺める彼は、口から呻きとともに大きなため息を漏らした。雨は嫌いだ。少しの雨なら多少 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ぴょんぽん ジャンル:テニスの王子様 お題:許されざる消費者金融 制限時間:30分 読者:201 人 文字数:1295字 お気に入り:0人
消費者金融「山吹」の朝は早い。とはいっても、構成員が構成員なだけに人が集まりだすのはせいぜい昼過ぎなのだが、それに異議を申し立てるとそいつは知らず知らずのうちに 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ぴょんぽん ジャンル:Undertale お題:鋭い妻 制限時間:15分 読者:378 人 文字数:428字 お気に入り:0人
世界が平和になった、なんていうけれど。僕の愛しい彼女は、一向にこっちを振り向いてくれていなかった。「Tory…」 ぽつり、と名前を読んでみる。しかし誰も来なか 〈続きを読む〉