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図書室/乾海 お題無視 ※未完

 図書館なんて久しぶりに来た、と俺の向かいに座る海堂がポツリと漏らした。今日は中間試験も近いからと一緒に勉強会をすることになっている。しかし俺より勉強するべき彼は気もそぞろで、テキストを机上に広げてはいるもののすらすらと進んでいく様子ではない。分からないところがあったら聞いてくれていい、とあらかじめ言ってあるので、きっとそういうわけではないんだろうが。
しかたないので鞄から小さな付箋を取出し、一言添えて海堂に見せてやる。
『どうした?何かあったか?』
海堂はそれを見るなりすこし目を見開かせ、俺の方をちらりと見た。しん、と静寂が横たわる自習室の中ではたとえ小さくとも声を出すのは憚られて、こっちに書いて、と彼に渡した付箋を指で指して伝える。彼が何か書いて俺によこしてきた。
『すいません、落ち着かなくて』
落ち着かない、か。なによりもトレーニングを優先してそうな彼のことだから、こんなに静かな自習室は確かに落ち着かないのかもしれない。出ようか?と新しい付箋に書いて彼に渡すも、彼はふるふるとかぶりを振った。
うーん、我慢させてるかな。さりげなく退室するよう促してみようか。
彼から付箋が回ってきた。いつもの彼なら書かないであろう言葉を添えて。
『先輩と無性にキスがしたい』
ぶわわ、と自分の顔がしたから赤くなっていくのが分かる。落ち着かない、ってそういうこと?

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