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ジャンプごっこ


小学生の頃おれは足をおったことがある。

事故とかそーゆーのじゃなくて遊んでいた時に折ってしまったのだ。度胸比べという名目で高いところから飛び降りるという遊びが流行っていた、もちろんおれ達六つ子もその流行りに乗って積み上げられた土管の上や塀の上から飛び降りたりしていた。
近場の高そうなところはあらかた飛び終わったおれ達は次はどこから飛び降りようかと頭を寄せ合い話し合った。その中で誰かが言ったのだ。

「ぼく達の家の屋根から落ちるのはどうだい?」

今ではそれが六つ子の誰だったかは忘れてしまったが随分と楽しそうな声だったのは覚えている。
その提案に賛同したおれ達は屋根の上へと向かう。しかし、いざ屋根の上に立ってみると今まで飛んできたものとは比べようにならない高さにおじけずいてしまい十四松なんかは泣きそうになっていた。誰も行こうとしない雰囲気におれは震える足を動かし屋根の淵のギリギリに立ちぎゅっと目をつぶった。
深く深呼吸をし務めて明るい声であいつらに宣言した。

「お前らみてろよ!とんでみせるからな!」

そしておれは屋根の上から飛び降りたのだ。
後ろの方からはあいつらの悲鳴が聞こえた。おそ松!とチョロ松らしき声が上から聞こえたのと同時に地面に激突した。足が折れその痛さに泣き叫びごろごろと地面をもんごりうった。


それからは散々だった。足は痛いわ、母さんと父さんには怒られるわ、あいつらにひっつかられわんわんと泣かれたりと飛び降りていいことなんてないんだなと思った。



屋根の上でタバコを吸ってると、カラ松が登ってきた。俺の隣に腰掛けたカラ松はいつもと同じようにカッコをつけた言葉で俺の肋に打撃を与えていたが、気づけばカラ松は立ち上がり下を見下ろしていた。
何かあるのかと気になり俺も隣に立ちしたに目をやる。

「また飛んで見せてくれないか?おそ松」

隣から聞こえた声に反応しようとした時、背中を押され俺は下に落ちる。
カラ松の嬉しそうな声が聞こえる。

「さすがオレたちの兄貴だ。」

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