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※未完



ここはまるで箱庭だ、と思うことがある。



行きつけのドーナツ屋さんでセールしてたもんだから、買わなきゃ損だよな、とひとりごちて人数分プラスちょっとのドーナツをトレーにのせていく。チョコレートがかかったものは自分、もちもちしたやつはハヤト。何もかかっていないシンプルなのがナツキで、あまーいホイップとカスタードが入ってて食べる時粉糖がちょっとメンドウクサイ(けどうまい)やつはジュン。そして、ピンクのチョコレートがかかっているやつはシキの分。プロデューサーの分は〜…ちっちゃいのがいっぱい入ったやつでいいか。

笑顔のカワイイレジのねーちゃんに見送られて俺は事務所へ向かう。事務所目の前で信号待ちしてたら、ナツキによく懐いている猫を見つけた。彼女(?)はどうやら俺のことを「エサをくれる人間」と認識しているらしくすり寄ってきた。まだまだ青色に変わりそうにないんで、ドーナツの箱を抱えたまましゃがんで猫に触れてみた。ゴロゴロ喉を鳴らしてもっともっと、と強請ってくる姿は、事あるごとに頭撫でてほしーっス!とくっついてくるウチのメンバーの何処かの誰かみたいだ。
信号が青に変わった。俺が撫でるのをやめ足を進めると彼女も歩き出す。そうだよな。俺なんかよりナツキに触ってもらいたいよな。
面食い猫と一緒に事務所の階段を上がり、最近の俺の幸せ

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