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寄る辺には色鮮やかに今がある

「刀剣男士って本当に色とりどりだなぁ」
「なんです?いきなり」

なんとなくこぼれた、とため息の様にこぼす。
宗三左文字は愚痴をこぼされたのかと思ったほどだ。
縁側でくつろぎながらの一時に気分を下げるようなネタを投下されるのは、例え主からでもごめんこうむる。


「イメージがさ目に明るいと言うか。あ、印象を与える色って話しな?」
「それで言うなら、僕は桃色でしょうか」
「だな」
「お小夜は空の色ですし、兄様は氷、でしょうか」
「分かる。粟田口はどうしても紺のイメージも強いけど、この本丸の奴らみーんな鮮やかな色じゃないか」
「おめでたい色した刀もおりますしね」

クスリと哂いながら言ったのが分かったのか。主はたしなめながら言う。

「その顔はここだけにしとけよ;」
「で?」
「ん?」
「何がおっしゃりたいんです」
「あー・・・こんな漁師上がりの真っ茶色なおっさんがこん中にいていいもんかな、と、な」

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