ジャンル:黒子のバスケ お題:愛、それは列車 制限時間:15分 読者:49 人 文字数:888字 お気に入り:0人

シミリ ※未完

その嗅覚に感心してしまうのはいつものことで、大ちゃんは、違った、青峰君は辺りを憚らず言った。
彼らが集まると、周囲の視線は集中する。もっとも、それはきーちゃんの影響だった。バスケ部に入った、というだけで、部活の見学者はそれまでの3倍に増えた。というか、それ以前はほとんどいなかった。部活を見学しようとする子なんて、都市伝説だろうと思ったくらいで、野球部やサッカー部には、ちらほら、憧れの先輩がいる子が観に行っているという話を聞いた。けれど、そんなことをしてしまえば皆に知られてしまい、そのうちに、何あの子、後輩の癖に調子に乗っているんじゃない?みたいなことを言われ始めてしまう。調子に乗っているのではなく、その姿を一目みたいという気持ちからの行動なのに、どうして他人はそういうふうに捻じ曲がって解釈してしまうのか。人の心は本当に難しい。そんなわけで、部活を見学するというのは、かなり勇気のいる行動だった。しかし、きーちゃんの影響力は勇気がなくてもその行動をさせてしまう、集団心理があった。芸能人パワーというやつだ。赤信号、みんなで渡れば怖くない。一人二人なら多大な勇気がいるけれど、大勢になればそれほど勇気は必要ない。数は力なのだ。
見られることに緊張していたバスケ部の面々も、慣れてしまえばどうということもなくなり、食堂での昼食タイムも、部活の時と同じようにリラックスしていた。私はそれほど離れていない場所に座っていたのだけど、皆がそこに座っていることに気づいていた。ここで彼らに声を掛けようものなら、変なやっかみを買う。わかっていたので、彼らに気づかれないようにしていた。同じ部活なのだから、声を掛けるくらい、別に不自然でもないことなのに、女子は本当に難しい。
そういやさーテツ、こないだエロい本読んでたよな
(・・・何を言ってんのアンタ!!!
耳に飛び込んできたセリフに私は固まった。そして、脳内で叫んでいた。
かなり語弊があると思うんですが。君が覚えているというのと、君がそういう話題を出したということは、映画の歴史の話ですか?
テツ君の静かな声がした。
そうだっけ?

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
ーーーー ※未完
作者:そりーる ジャンル:黒子のバスケ お題:おいでよもこもこ 制限時間:15分 読者:20 人 文字数:684字 お気に入り:0人
オレたちにはバスケ部で世話をしている犬がいる。見た目から『テツヤ2号』と名付けられたその犬は、みんなに可愛がられながら今では立派なマスコット犬だ。「おーい2号 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
―――― ※未完
作者:そりーる ジャンル:黒子のバスケ お題:苦し紛れの大学 制限時間:15分 読者:23 人 文字数:786字 お気に入り:0人
オレたちの3年間が終わろうとしている。たくさんの時間と、体力と、労力と、青春を捧げた3年間が終わろうとしている。正確には、2年のウインターカップの決勝戦。あと 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:そりーる ジャンル:黒子のバスケ お題:きちんとした、と彼は言った 制限時間:15分 読者:19 人 文字数:827字 お気に入り:0人
きちんとしたバスケがしたい、と彼は言った。聞いたときは、きちんとした、とはどんなバスケなのだろうと思った。真面目な、でも、勝てる、でも、チームプレーの強い、で 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:湊 未来 ジャンル:黒子のバスケ お題:やわらかい広告 制限時間:15分 読者:130 人 文字数:1146字 お気に入り:0人
ジャバウォックとリベンジマッチをする時のチームに加わってほしいと連絡を受けた時、間髪あけずに承諾した俺が二言目に告げたのは他に誰を呼ぶのかということだった。厳密 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
間違った誤解 ※未完
作者:匿名さん ジャンル:黒子のバスケ お題:間違った誤解 制限時間:15分 読者:162 人 文字数:146字 お気に入り:0人
『間違った誤解』出会ったときからなんとなく「バスケが好き!」というイメージを持てずにいたので、なんとなく惰性でバスケに向いているからバスケをやっているのだと、青 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:黒子のバスケ お題:官能的な悲劇 制限時間:15分 読者:172 人 文字数:553字 お気に入り:0人
頼られることに自信を得て、生まれ持った大きな体をもって仲間を助けていく。適材適所で自己を獲得していく感動的な成功譚だ。途中で折れなければだけど。明らかにチームの 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:六月 ジャンル:黒子のバスケ お題:俺と暗殺者 制限時間:15分 読者:165 人 文字数:926字 お気に入り:0人
後ろから気配を感じて、振り返って、そこには何もなくて、何もないならそれで良いと素直に思えないのは、厄介なチームメイトたちがいるからに、きっと相違ないのだろう。 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:黒子のバスケ お題:あいつの木 制限時間:15分 読者:97 人 文字数:699字 お気に入り:0人
中学時代、林間学校で植樹の実習のようなものがあった。植樹と言っても荒れた山の再生のために植樹とか殊勝なものではなくて学校のほうであつらえたスペースに植えるような 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:イズミ ジャンル:黒子のバスケ お題:間違った土 制限時間:15分 読者:233 人 文字数:2133字 お気に入り:0人
好きな人の幸せを願う。好きな人が笑っていればそれでいい。その笑顔を遠く離れたところから見つめるだけで、この心は満たされる。自分の中に埋まっているものがそんな綺麗 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:黒子のバスケ お題:官能的な娘 制限時間:15分 読者:324 人 文字数:569字 お気に入り:0人
さつきはそれこそおむつしてる時からの付き合いみたいなもんだから、今更意識することなんてない。時々クラスの連中とかからなんやかんやといわれることはあるが、「かわい 〈続きを読む〉

かみむら@原稿中/DCR16東5こ28aの即興 二次小説


ユーザーアイコン
ある日の10 ※未完
作者:かみむら@原稿中/DCR16東5こ28a ジャンル:黒子のバスケ パラレル お題:鋭い墓 制限時間:15分 読者:33 人 文字数:606字 お気に入り:0人
年季が明けるのは、あと10年先のこと。10年はどのくらい先なのだろう。毎日がこんなに長いのだから、きっと、ずっと先のことなのだ。ぼんやりとして見えない、霧の向こ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
masqu ※未完
作者:かみむら@原稿中/DCR16東5こ28a ジャンル:黒子のバスケ お題:ナウい模倣犯 制限時間:15分 読者:68 人 文字数:941字 お気に入り:0人
それは洋服というよりもっとぴったりと寄り添う小物のような。帽子であったり、ポシェットであったり、そういうものだと思う。ただ、彼にはそんなものに例える必要もなく、 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
いき ※未完
作者:かみむら@原稿中/DCR16東5こ28a ジャンル:黒子のバスケ お題:誰かは踊り 制限時間:15分 読者:59 人 文字数:725字 お気に入り:0人
この国の音曲は故郷とは調子が違う。薩摩で感じた違和は長崎で過ごして慣らされた。言葉も違う場所であれば、音曲も変わる。丸山の女たちはサンシンではなくシャミセンを弾 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
シミリ ※未完
作者:かみむら@原稿中/DCR16東5こ28a ジャンル:黒子のバスケ お題:愛、それは列車 制限時間:15分 読者:49 人 文字数:888字 お気に入り:0人
その嗅覚に感心してしまうのはいつものことで、大ちゃんは、違った、青峰君は辺りを憚らず言った。彼らが集まると、周囲の視線は集中する。もっとも、それはきーちゃんの影 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら@原稿中/DCR16東5こ28a ジャンル:黒子のバスケ 黛葉 お題:空前絶後の少数派 制限時間:15分 読者:56 人 文字数:834字 お気に入り:0人
お前が来いって……言ってないって。終電無くなったって言ったじゃあそれを言われて俺はどうすりゃ良かったんだよ同情?そんでお前は満足すんのかだからー、間違えたんだっ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
watch the birdie ※未完
作者:かみむら@原稿中/DCR16東5こ28a ジャンル:黒子のバスケ 青峰 お題:孤独な小雨 制限時間:15分 読者:54 人 文字数:807字 お気に入り:0人
お前はまだ、いいじゃねぇかメダルを下げた火神は言った。ディビジョンで優勝しやがったくせに、さもそれだけじゃ足りないらしい。何いじけてんだよいじけてねーよじゃあ何 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら@原稿中/DCR16東5こ28a ジャンル:黒子のバスケ 高尾 お題:理想的な山 制限時間:15分 読者:47 人 文字数:762字 お気に入り:0人
お前はよくやった愚痴をこぼさず暮らしていたことに対して、だろうか。緑間は多くを語らない。自分の中で完結させ、その結果だけを言う。そこまでを類推するのには慣れてい 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら@原稿中/DCR16東5こ28a ジャンル:黒子のバスケ 青黒 お題:間違った村 制限時間:15分 読者:56 人 文字数:755字 お気に入り:0人
明日帰るんだから、今日はちょっと多めにそう言うとテツはちらっとこちらを見た。睨んでいるというか。(いいじゃねぇか、明日、帰っちまうんだし、ちょっとくらい足りない 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら@原稿中/DCR16東5こ28a ジャンル:黒子のバスケ 火神 お題:ぐちゃぐちゃのぬくもり 制限時間:15分 読者:49 人 文字数:894字 お気に入り:0人
到着したという連絡が入った。とうとう来たか。画面を見て、思わず微笑んでしまった。こちらに来て、宿泊先は青峰のところだという。まあ、そういうことだろう。直接は聞い 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:かみむら@原稿中/DCR16東5こ28a ジャンル:黒子のバスケ 火氷 お題:穢された馬鹿 制限時間:15分 読者:54 人 文字数:919字 お気に入り:0人
ルールを覚えなくちゃ、ゲームに参加できないんだ3歩目を踏み出した俺に、ストップ、とタツヤは言った。そして俺からボールを取り上げた。自分だけのルールで進めても、誰 〈続きを読む〉