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あこちゃんはブルーハワイ味だからね!

「ああぁあ〜暑いよあこちゃん〜」
ここはS4寮の自分の部屋で、本日は珍しいオフの日で、特に予定も無い為、1人でゆっくり過ごす、はずであった。
「暑いのは私も同じですわ!今冷房付けましたから静かにしてくださいます!?」
こんなはずではなかった、とあこは頭を抱える。
そもそもきららと関わることになってしまった自分の人生自体こんなはずではなかったのだが、それはさておき。
今日は誰もいない自室でM4の曲を聴きながら大好きな結城すばるの写真集やグッズを眺めて日々の疲れを癒そうと考えていたのだ。
きららがいてはそんな事到底できない。
「ん〜きらら冷たいもの食べたいな〜」
あこのベッドに腰を掛けてきららが言う。
そこに座るんじゃありませんわ、とあこがきららを下ろす。
「あっ、かき氷!めっちゃかき氷食べたい!ねぇあこちゃんかき氷ないの?」
突然訪問してきて、それに加え突然我儘を言う。一体どんな教育をしたらこんな子に育つのだ、親の顔が見てみたいとあこは思う。
「そんなものはありませんわ…バニラのソフトクリームならあるかもしれないですけれど」
「え〜っ、きらら今あこちゃんとかき氷を食べたい気分なの〜!かき氷じゃなきゃメ〜ッ!」
冷たいものを食べたいと我儘を言うきららになけなしの優しさを与えてやったというのに、駄々をこねられ一瞬にして却下された。
「そうだ!どっかに食べに行こう?思えばきらら、あこちゃんと外に遊びに行ったことないし…」
はぁ?と聞き返す前に手を掴まれて、玄関へと引っ張られる。
「この辺でデザートの美味しいカフェきらら知ってるよ!そこでかき氷食べよう〜!」
ね、いいでしょ?と満面の笑みで言われたら、断れる訳がないのだ。
「わかりましたけど、冷房付けっぱなしですわ!ちょっと、待ちなさい、引っ張らないで!にゃあああああぁ〜〜〜〜!!!!」

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