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年末願掛け



「こたつサイコー…」
今日の実務を終えた夕方、早々に広間のこたつにダイブした審神者はとろける餅のようにへばりついていた。
先客には太鼓鐘貞宗と物吉貞宗。
「お疲れさん!」
「お仕事頑張りましたね」
「ホントらよー今日はもうなにもしたくにゃい」
そうだらけた口でのたまうとふた振りは、あれ?と首をかしげた。
「主、今日大晦日だぞ?」
「ん?そーらね」
「鍛刀、しないんですか?」
「…たんとう」
視線だけでそれがどうしたと聞くとふた振りは戸惑って顔を見合わせた。
同じ刀派だからか戸惑う顔がなんかにてる。かわいい。
「主様…願掛け鍛刀を去年やられたんですよね?」
「うん。…あ」
小狐難民回避をした記念に毎年恒例にしようと宣言したのを思い出した。
そんときは本丸の全員がいたので神様の見守るなかで大胆に決意表明したわけだ。
「今年は亀甲を狙うって張り切ってたじゃねーか」
「それは…やらなきゃ…ね」
神様たちの視線が怖い…

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