ジャンル:Re:ゼロから始める異世界生活 お題:絶望的な手 制限時間:4時間 読者:130 人 文字数:2045字 お気に入り:0人

【腐ゼロ】アヤマツ√スバオト【R18】 ※未完

 今日の彼は随分と機嫌が悪かった。鋭い目付きは更に悪く、眉間に皺が寄っている。月明かりの中で仕事を終わらせ、僕は彼に近づいた。
「仕事、終わりましたよ」
「ご苦労さん」
 彼はぶっきらぼうに言い、お金を渡した。何をそんなに苛立っているのだろう。お金をしまった後、不思議に思いながら見ていれば、彼の視線がこちらを向いた。
「なんだよ?」
「いえ。随分と機嫌が悪そうでしたので」
 すると、バツの悪そうに顔を背ける。溜息を吐いて、短い髪を乱暴にかき回した。
「ちょっとな」
 その言い方に、もしかしてと思い、僕は問いかける。
「溜まっているのですか?」
「は? な、何を?」
「え? だから--」
 僕の言いたいことを悟ってか、彼は顔を赤くした。そして先ほどまでの不機嫌さはどこへやら、慌てたように言葉を並べる。
「ち、ちげぇよ! 可愛い顔して何言ってんの!?」
「うん? そのせいで機嫌が悪いのかと」
「うっせぇ!」
 どうやら違うらしい。彼は顔を引きつらせて、僕の方を見た。
「お前って、結構大胆なこと言うよな……」
「そうですか? もし、そちらの方なんでしたら、僕が相手しても良いと思ったので」
「えっ?」
 驚いたように声を上げ、少年は僕に問いかける。
「何、お前。そういう仕事もしてるわけ?」
「ええ、してますよ。そういうのが趣味のお客様も、少なからずいますし」
「嫌じゃねぇの?」
 そう聞かれ、僕は笑う。
「慣れましたよ。何度もしてますし、最近だと後ろだけでイケるようになりましたから」
 慣れると気持ちいいんですよ、と言えば、彼は顔を顰めた。
 さすがに引かれただろうか。しかし本当のことだから、他に言いようもない。
 肩をすくめて、僕は少年に近づく。
「お客様も、もしお相手を探しているのであれば御贔屓に。サービスしますよ」
 後ずさる彼は、何かに圧倒されたように僕から視線をそらさない。
 仕事も終わったことなので、僕は帰ろうと、少年から離れた。
 すると手首を掴まれ、引っ張られる。驚きも束の間、対応に遅れていると、そのまま顔を掴まれ、噛み付くように口付けられた。歯と歯がぶつかり、口の中が切れたのか、血の味が充満する。それには構わず、少年は乱暴に口の中を犯していた。歯茎をなぞられ、ゾクゾクと身体が疼く。互いに鼻息が荒くなり、少しして少年は離れた。
 肩で息をしながら、少年はこちらを睨む。
「言っとくけど、煽ってきたのはお前だからな?」
 僕は息を整えてから、少年に言う。
「高いですよ?」
「サービスしてくれんだろ? 俺初めてだし、ちょっとはまけてくれ」
 言うが早いか、少年は僕の手を引き、早々に歩き出した。
 僕は少年について行きながら、ボンヤリとその背中を見つめていた。



 人気のない路地裏へと入り、僕は壁に押し付けられる。そうして、少年はジッと僕の身体を見つめた。
「あ、そういえば」
「なんだよ?」
「初めてなら、やり方は教えましょうか?」
 親切心でそう聞けば、ムッとしたように睨まれる。
「いいよ。ケツ使えばいいんだろ?」
「まあ、そうですが……」
 多少乱暴でも大丈夫かと思い直し、それ以上は何も言わないことにする。少年はスラックスの中に手を差し込むと、そっとお尻の方に触れた。感触を確かめるように柔らかく揉まれ、少し身を固くする。そうしていれば、指は割れ目の方へ移動した。穴を探っているのか、ゆるりと縦になぞられる感覚に、少し身体が反応した。
「気持ちいいの?」
 少年の問いに、答えるつもりはない。
 穴の方に指が当てられ、意識がそこに集中する。彼が押し込めば、指は何の抵抗もなく迎え入れられた。
「うわぁ……」
 こんなに簡単に入るとは思わなかったのか、少年は驚いたように呟く。
 普段から、いつ頼まれても出来るように解しているためだろう。
 少年は何度か入り口の方で出し入れを繰り返し、それから指を奥へと進めた。
「ぁっ……」
 指が入る感覚に、ヒクヒクと反応する。ふと、少年の指を締め付けてしまった。それに気付いて、少年も「うぉ……」と声を漏らす。
「なんか、縮こまった?」
 くるりと中で指を回され、小さく悲鳴のような声が出る。少年は僕の方を見ながら、中で指を動かしてみた。その度に声が溢れ、僕は手の甲でそれを押さえる。
「ふぅん……。やっぱ、感じやすいんだな」
 段々と顔が熱くなる。
 確かに最初は、ここまでではなかったかもしれない。少年の言葉を聞いて、そんなことを考える。
 すると中で指がもう一本増やされた。息も荒くなり始め、気分も高まる。
「どう? 中、すげぇうねってるけど」
 そう言って少年は指で中を広げる。その行為に酷く身体が疼き、僕は彼の肩に手を付いた。
「ゃっ、ぁ……」
「きもちい?」
 何度も頷く。少年の身体に身を預けて、そこで気づいた。彼の陰茎はずいぶんと硬くなっており、服の下から窮屈そうに主張していた。

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