ジャンル:東方Project お題:小説家の青春 制限時間:15分 読者:83 人 文字数:697字 お気に入り:0人

魔理沙の小説家日記

魔理沙はよく本を読む。
それは魔法書に限ったことではない。
小説も読む。
これは魔理沙がまだ実家を出る前の話だ。


「魔理沙ちゃん!一緒に帰らない?」
寺子屋の友達だ。あまり仲は良くなかった。
「…あー、悪りぃ、今日用事あって。」
用事なんてあるようなないようなものだった。
「…そうなんだ。ごめんね」
彼女もきっと私に用事がないことなんか知っている。まあ、やりたいことならあるのだが。
今日はどんな物語を書こうかなぁ、そんなことを想像しながら家へ帰る。魔理沙は読書が好きで、小説が好きなので、とうとう自分で本を書くことを始めた。それを実家の店に置いておくと、かなり売れた。定期的に買ってくれる人もいる。
「ただいまぁ」
誰もいない。当たり前だ。みんな店につきっきりなのだから。
今日はどんな物語を書こうかな、巫女とか出てきたら面白そう、魔法使いとか、吸血鬼とか!色々想像を膨らませていると、さっきの女の子が窓からこちらをみている事に気付いた。
「…どうしたんだぜ?」


「実は…魔理沙ちゃんが小説書いてるのしってて、それで私…魔理沙ちゃんの小説好きだから…魔理沙ちゃんと仲良くなりたくて」

その女の子は語り出す。
「…う、うれしいぜ」
魔理沙は照れ出した。今まで友達になりたいなんて言われたことがなかったからだ。
「魔理沙ちゃん!私と…友達になってくれる?」
「…もちろんだぜ!私のことは魔理沙でいい。…お近づきの印にあなたが主人公の本を書いてみるぜ!」
「いいの?うわあ!ありがとう!!」
「…そういえば、名前は?」
「霊夢、博麗霊夢っていうの」
「霊夢か〜よし!ちょっと待ってな…」

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