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日曜日の朝@今花 ※未完

 日曜日の朝から放送される子供向けのアニメ番組。いわゆるヒーロータイムと呼ばれるそれら。
 休みの日に子供が遅くまで寝ているのを防止する為なのか、おおよそ出勤準備の時間とかぶる。ニュース番組をつけておけばいいのだが、土日が休みの同居人は決まってテレビの前に陣取っていた。

「いつも思うけど、おもしろいですか?」

 テレビではちょうど、巨大化した怪獣に対抗してレンジャーのロボが合体して退治している。数分後には必殺技が放たれ、怪獣は爆発四散するいつもの展開。

「んー……微妙やわ」

 ソファに胡座をかき、クッションを抱えて眠そうに目をこする今吉は大きく欠伸をした。毎週同じような展開で、早々に飽き出しているようだった。けれど、決して見逃しはしない。それが花宮にとって理解できない。

「面白くもないのに、見る必要あるんですかね」

「せやかて見やんと子供らの話についてけへんのやわ」

 こーいう事だけ記憶力バツグンやからな。クッションに顔を埋めながらも、きっちり見る姿勢には頭が下がる。わざわざリアルタイムで見なくとも、録画しておけばいいものを。
 保育士として働くには、休日の睡眠時間さえも削らなければいけないのか。花宮としては御免こうむる。と言っても、自身もまた別の職種で休日に出勤を命じられているのだが。

 玄関先の姿見で身だしなみを確認する。上司は他人の身だしなみにより一層うるさいのが玉に瑕だ。リビングの様子を鏡越しに盗み見れば、怪物が爆発四散していた。

「あー、こういうのがええんやなあ」

 わしには正義のヒーローは無理やわぁ。なんて声が聞こえる。
 あんたはどちらかと言うと、敵役の幹部でしょ。ネクタイの位置を微調整しながら聞こえない声量でつぶやけば、いつの間にか背後に回った今吉にぐしゃぐしゃと髪を乱される。

「……何するんですかね」

「いってらっしゃいの挨拶や。あとお前も人のこと言えんくらい悪役の方が似合うで」

 乱した癖に丁寧に手ぐしで整える

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