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星が描いた楽園。【フェイ・ルーン】



夜。
僕の手元を照らす月明かり。
TMキャラバンの上で僕はちょこんと座っている。
そこには、穏やかな時間が流れていた。


「フェイ、それは何を書いているんだ?」


ふいにワンダバの声が聞こえて、咄嗟に手元のノートを閉じた。


「な、なんでもないよっ!」


あはは、と笑って誤魔化すと、ワンダバはキャラバンの中に戻って行った。

僕は背中を倒し、キャラバンの上に寝転ぶ。
仰向けになると、目には一面の星空が飛び込んできた。
それはあまりにも綺麗で。
僕は、ノートを胸に抱えた。


ーーこの綺麗な空は、君には見えないんだね。


TMキャラバンで時を遡ったのは、古い記憶ではない。
でも、何故だか遠く感じる。

天馬たちと一緒にしたサッカーは、本当に楽しくて。心がワクワクして。
幸せだった。

でも、もうその時間は終わりを告げて。
それぞれ、元の時代に戻った。

それが正解だから。
これ以上の結果はない。

天馬たちにも、天馬たちの生活がある。
僕にだって、僕の生活がある。

それでも。
本当は。


ーー天馬と一緒に、サッカーがやりたいよ。


叶わない。
叶うわけがない。

そんな想いばかりが、込み上げてしまう。

その想いが綺麗なうちに、僕はまた、ノートを開く。
そして、ペンを握る。

僕がみんなとサッカーをする世界。

そんな幸せな世界が、ノートには広がっていた。
それは、楽園のような。
僕にとっての、パラダイスかもしれない。

僕は決して、文章を書くのが上手いわけじゃない。


ーーでも、僕たちに続きがあるのなら。


僕はいつだってそれを望んで、ペンを握ってしまうんだ。


僕が見上げるこの空は、200年前とは同じじゃない。
だからこそ、夢を見てしまう。


ーーまた会いたい。


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