ジャンル:パーシー・ジャクソン お題:絶望的なプロポーズ 制限時間:30分 読者:70 人 文字数:1407字 お気に入り:0人

吹っ切れるわけなんてなかった ※未完

相手は妻もいるし子供もいるしそもそもお互い種族が違う。
おれはハーフで相手は神だ。
会える場所は大体オリンポス神殿でのみ。
さらに相手からは目の敵にされてると来た。
ここまで望みがない相手に対しての想いを未だに未練がましく持ち続けているのには自分で呆れもした。

けれど気持ちは自分の思ったようにコントロールできる訳もなく……。
さすがに引きずり過ぎるのもきつくなってきたのでこれから一週間、毎日告白して全部振られたらもう諦めよう。
相手には悪いがおれだってこんなに苦しくなるなら出来る事なら好きになんてなりたくなかった。
自分勝手な言い分で相手への面倒事を自己肯定した。

一日目。
「突然ですが好きです。付き合って下さい」
「……気でも狂ったか? それともポセイドンに何か指示されたのか? まあ、どちらでもいい。ふざけていないでさっさと帰れ」
「……はい」

二日目。
「父さんの指示ではないです。あなたの事が好きなので付き合って下さい」
「わしに妻がいる事は知っているだろう?」
「でも他の人と何人も子ども作ってますよね?」
「それは優秀なハーフを生み出す為でもある。お前は子を孕めないだろう。冗談を言ってないで帰れ」
「……はい」

三日目。
「ほんの少しの間でもいいんです。あなたを諦められるように付き合って下さい」
「そういう場合は大抵さらに嵌り込んでいくかと思うんだが、どう思う?」
「……確かに」
「わかったら帰れ。お前と付き合うつもりはない」
「……」

四日目。
「一日限りでいいんです。デートだけでもお願いします」
「お前も大概諦めが悪いな……。兄さんにばれた時にその怒りを向けられるのはわしなんだぞ」
「……やっぱりおれより父さんの方が好きですか?」
「いや……。とにかく帰れ、いい加減しつこいぞ」
「……」

五日目。
「デートもだめならキスだけでもお願いします」
「……額にならしてやらんでもない」
「唇に、です」
「帰れ」
「だめなんですか」
「駄目だ。……わかったら帰れ」
「……」

六日目。
「愛情とかは望みがないのは解りました。なのでせめて抱いてくれませんか」
「ようやく落ち着いてきたというのに戦争を起こす気か?」
「ちゃんと父さんにはおれから頼んだ事を伝えます。だから……」
「そもそも勃たないのに抱く事はできんだろう」
「えっ、インポテンツなんですか?」
「そんなわけないだろう」
「……ああ、おれ相手に勃たないってことですか」
「そうだ。だから帰れ」
「……はい」

七日目。
「今まで面倒だったと思いますが今日で最後です。ふり続けてくれてありがとうございます。あり得ないのはわかってます。だから最後に……」
「……」
「結婚して下さい」
「……」
「……」
「……だめだ」
「はい、わかりました。……これまでおれのわがままに付き合わせてしまってすみませんでした。ふられたのは悲しかったですが毎日あなたに会えて嬉しかったです。それでは失礼しました」
「……」

全戦全敗。
決めた事をやりきったことよりも、ただただ空しさだけが残って心が苦しい。
もう会いに来る事はないだろう。
……神々から呼び出されない限り。
ヘラにばれたら面倒事になるのは目に見えてるからできればゼウスから言われてなければいいけど。
あーあ、こんなばかな事して、好きになってもらえる訳がない。
きd

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