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けれど明日に彼は居ない

※ゲーム本編前
※研究所捏造ましまし
※さんすた


ガスターがビデオカメラを回していた。珍しい。およそカメラと名前が付くものに詳しいのは三号さんで、今ガスターが手にしているカメラも恐らく彼のものだろう。

「ほら、サンズ君、こっち向いて~」
「何やってるんすか」
「アズゴアのところのホームビデオ見てたら、私も撮りたくなってね」
「はあ」

仕方なしに笑って手を振ってやれば、大喜びで跳ねていた。あれじゃあ、映っている映像はブレが酷くて見れたもんじゃないだろうに。
カメラを回したまま研究所のあちこちの部屋を回るガスターの後を、親鳥についていく雛のように、ただ付いていく。一号さん、二号さん、三号さん、スージー、アルフィー……全員をカメラに収めて、ガスターは満足気に腕を下ろした。

「ガスター、オレにもカメラ貸して」
「ん? いいけど、何をするんだい」
「何って、オレも撮りたい。だって、あんたが映ってないだろ」
「……私はいいよ」
「オレが良くない」

ガスターの手から強引にカメラを奪い取ると、録画ボタンを押した。電池はあまり残っていない。

「ほら、ガスター、こっち向いて」
「だから、私はいいって」
「じゃ、オレが移動するよ」

ぐるりと回り込んで、ガスターの表情をカメラに収めた。その、少し寂しそうな表情を。折角映像として残すなら、笑っていて欲しい。

「ガスター、好きだぜ」
「サ、サンズ君……」
「あんたは? オレの事、好き?」
「……勿論、大好きだよっ!」

その少し照れた、けれども満面の笑みをカメラと、そしてオレの心にしっかりと留めた。電池が切れる前に停止ボタンを押して、カメラを机に置く。

「こんな風に形に残さなくても、あんたはオレ達を絶対忘れないよ」
「……そうだと、いいね」
「勿論、オレ達だってあんたの事、忘れたりしないからさ」
「っ、ありがとう。サンズ君」


それは、ある壮大な実験を翌日に控えた、けれど何でもないただの一日の出来事だった。

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