ジャンル:ジルフェルカル お題:都会の冤罪 制限時間:15分 読者:109 人 文字数:837字 お気に入り:1人

くそ雑談




「大変なのだ。アウブというのは。」

大きくため息をつくジルヴェスターにフェルディナンドはわざとらしく大きく息をを吐いた。それを横目にカルステッドは処置なし、といわんばかりに目を伏せた。
領主会議も終わり、なによりやるべきことは山積していた。
今すぐに動き出したとして十全に動ききることはできないことくらい、誰にでもわかっている。
それらはすべて、一人の少女によってもたらされた功績であり、騒動でもある。

「そのようなことは、分かっている。そんな重苦しいため息を吐いたところで状況は軽くならん。さっさと仕事をしろ」
「フェルディナンド!其方だって同じようにため息を吐いたではないか!」
「そうだな、ではそのぶん働こう」

こめかみに手を当ててそう言われ、ジルヴェスターは困ったように笑った。
逃げ道がないのはわかっていた。本来は喜ぶべき要素の方が大きいというのにまったくなぜこんなに大変であるという気持ちが大きくなるのだろうか、などとどうにもならないことをかんがえ、それからそれよりも楽しいことで少し逃避をしたいと言う気持ちが沸き上がる。
と、ここでジルヴェスターの頭にひとつの話題が浮かんだ。領主会議で小耳に挟んだ話だ。

「そういえば、カトルカールでとある城で一騒動起きたらしいな」

ピクリとフェルディナンドの瞼が動く。

「なんだそれは」
「いや、どうと言うことではない。領地対抗戦で配った小さく切ったカトルカールを手にいれた領主候補生が、それを盗まれたということで、側近たちを集めて一騒動あったらしいのだ」
「なんだそれは」
「真っ先に疑われたのは当然側近だった。毒味と称して全部食べたのではないかと」
「そんな間抜けな話があるか」
「まったくその通りだ。それで、調べたところ、意外な事実がわかった」
「事実?」
「なんだと思う?」
「ふむ……」
「カルステッド、其方はどうおもう?」
「私にわかるか」
「領主候補生のかっていたシュミルがくったそうだ」

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