ジャンル:刀剣乱舞 お題:生きている犬 制限時間:30分 読者:187 人 文字数:802字 お気に入り:0人

名犬の捜索(おてつる) ※未完

バタバタと忙しない足音が、近づいてくる。何だ?と一期一振は首を傾げる。これが万が一、自身の兄弟たちであれば理由を聞いた上で場合によっては叱らねばなるまい。そう思い腰を上げかけたと同時に障子の向こうから声がかかる。「すまねぇ、こっちに鶴さん来てないか!?」普段はのんびりとしたような声音が鋭さを帯びて貫いてきた。一期一振は少なからず驚きながらも障子を開けた。「どうなさいましたか」開けたそこには全速力でかけてきたのか、薄っすら汗を滲ませ肩で息をする御手杵が居た。帰還したばかりだろうか、戦装束だ。「鶴さん、怪我してるくせに手入れ部屋は最後でいいって言ったっきり姿くらまして!においを辿ったら此処まで来たみたいなんだけど」「におい」本来ならば怪我の具合を気にするべきところだろうが、この本丸の鶴丸国永は怪我に対しては素直だ。真実駄目であるならば手入れ部屋を譲りはしないだろう。それなりに部隊が一緒になることが経験上多かった一期一振はまず大丈夫だと考える。手入れ部屋を譲ることもままあることだ。一期一振は譲られたこともある。しかし「におい」とは。
「鶴さんのにおい」強く頷かれても。困惑する一方だ。首を傾げ顎に指を置いて御手杵の周囲を見渡す。穏やかにぬるい風が流れていき草木が揺れ、 静かな廊下だ。どこからか何かしらの花の香りが漂ってはくるが、鶴丸国永のにおいというものがわからない。血の臭いだろうか。「血みたいな生臭いやつじゃなくて、甘いやつ!といっても花でもなくて、菓子みてぇな…」全くにおってこない。そもそも御手杵の足音以外、一期一振は聞いてすらいない。鳥の鳴き声ぐらいなら聞こえたかもしれないが。「残念ながら、」首を振れば「うぇー、隠れ鬼が得意なんだよなぁ。結構探したのに!」「あとはどこを探されて居ないのですか」「んー?屋根とか、軒下…」「であれば、屋根ですな」微笑めば、御手杵はくんと鼻を鳴らした。

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朝、目を覚まして、同じ部屋で寝起きしている兄弟たちと挨拶を交わす。布団をたたんで身支度を整える間にも、遅れて目を覚ました虎たちがじゃれて足元にまとわりついてくる 〈続きを読む〉

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―とうりゃんせ とうりゃんせ ここはどこの細道じゃ―人間の子供は7歳までは神の子であるという人ならざるものが見え、あまつさえ言葉を交わすことができる者もいるとい 〈続きを読む〉

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からすうりの即興 二次小説


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