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まほ隊長はちょっとポンコツです。

どうしようどうしようどうしようどうしよう……。

コレは絶対にまずい。

こんなのがばれたら、黒森峰は終わりだ。

だが、私には一切実に覚えがない。

だけど、私のティーガーに血痕が付いているのも確かだ。

装甲の前面にだらりと塗りつけられた赤いソレ。

戦車はもともとそう派生の高い乗り物だし、人を一人轢いたくらいでは振動もさほどないだろう。

もしかしたら気づかないうちに轢いていたということもなくなくはなくないはずだ。

「いや、でも私がそんなミスをするはずは……」

そうだ。コレでも一応、西住流を学んでいる私は、ほとんどをキューポラから身を乗り出して指示を出している。

その私の乗る戦車が人を轢くなんてありえない。

コレはきっとなにかの偶然で血がついただけに違いない。

きっと……えと、そう、ちょっとおっちょこちょいな一年生とかが転んだ拍子にティーガーに頭をぶつけて額を切ったとかそんなだろう。

それでみんながあわてて救護室に運んだから血痕がそのままになっていたとか!

うん、そうに違いない。

「エリカ……」
「た、隊長っ!?」

背後から聞こえた隊長の声に振り向くと、悲痛そうな面持ちの隊長がそこに立っていた。

手にはなぜかバケツやら雑巾が握り締められている。

「……みて、しまったんだな」
「えっ、あの、なんのこと……でしょう」

隊長は私の絵の前まで歩み寄ると、ちらりとティーガーに視線を移す。

その視線はまっすぐに血痕を見つめている。

「見られる前に、綺麗にしてしまおうと思ったのだが…」
「隊長…、これ、もしかして隊長が?」
「ああ……。頼む、エリカ。このことは誰にも言わず、お前の無二にしまっておいてくれないか」

そんな……まさか隊長が…。

いや、でも、こんなに沈痛そうな表情を浮かべる隊長を見たことがない。

きっと、きっと何か理由があるはずだ。

「隊長、理由を。理由を教えてください!一体なにがあったんですか!?」
「見られてしまったからには仕方ない。お前には、知られたくなかったんだが。まあ、しかたない」

隊長がうつむきながらポツリと話し出す。

「実は……、この血痕、母のものなんだ」
「い、家元のですか!?」

ソレこそ大事件じゃないか。

家元が怪我だなんて

「ああ、私の通知表を見たお母さんが、怒りのあまりそこにあったティーガーを殴りつけて、手の甲から出血してしまったんだ」
「……はい?」
「ああ、隊員にはこんなこと知られたくなかったのだが。見たのが前だけでよかった。絶対に、絶対に誰にも言わないでくれ!」



いや、そんなあほな話、だれにいっても信じないです。

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