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御曹司のお財布事情【敬+英】



「お金、貸してあげようか?」
 敬人が財布の中を見て顔を顰めたのに気付いた英智が、嬉々として聞いてきた。
「いらん。」
「あげるんじゃなくて、貸すんだから『いらない』はおかしいと思うんだけど。」
「いらないのは借りだ。」
 家に帰れば明日にでもすぐに返せるような金額ではあるが、英智に借りを作るのにはちょっと、いやかなり抵抗がある。なにせ敬人は英智に散々遊ばれてきた。
「お金貸したくらいでこの僕が何かすると思うの?」
「思うな。」
「何をすると思うの?」
「……。」
 その予想がつくのなら、対策が立てられるのなら問題はないのだ。だが英智は敬人の常識の斜め上を行く。『トイチ』という言葉を『十分につき一割増し』と解釈して敬人に請求してくるとか……、は、英智は金に困っているわけがないのでありえないとは思うが。とにかく何を思いつくかが分からない。
 手に取った漫画本をしぶしぶ、しぶしぶ棚に戻す。大量に平積みされている新刊だ、今日中に売り切れることはないだろう。今日でなければ明日買えばいい話だ。
「僕が買ってあげてもいいのに。」
「だからいらんと言ってるだろう。」
「知ってるよ。だからお金を貸してあげようか、と言ったんだ。」
 このお店ならカードが使える。現金を手に入れるいいチャンスだったんだけど。
 呟いた英智に、それが目的かとやっと悟った。
「必要な現金くらい自分で用意しろ。」

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