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無題 ※未完



 初夏の晴天。平日の昼間に良い年した青い男と黄色い男が、自宅の屋根でくつろいでいる。そばには取り込まれたばかりの洗濯物。母親に「暇なら手伝いなさいクソニート」と洗濯物の取り込みを頼まれた二人は、良すぎるほどの天気の良さに汗を滴らせつつ、しばらく風に当たって休憩していこうとすぐには下に降りずにいた。
「さて……そろそろ行くか」
 先に声をかけたのはカラ松だった。休息も十分だろうと立ち上がる。
「ぼくもうちょっとここにいる」
 洗濯かごの中から声が聞こえる。よく見ると洗濯物の山の中から覗いている顔は十四松だ。洗濯物という米で握られたおにぎりの具みたいになっている。
「ブラザー……取り込んだばかりの洗濯物を汚してしまうぞ」
「でもいいにおいであったかいよ!」
「いや普通にしてても若干暑いくらいだからな。汗で汚してしまう」
「でもいいにおいだよ! 落ち着く!」
「落ち着きすぎだぞぉ〜じゅうしまぁつ?」
 おひさまの香りに囚われがちなのは人間として仕方のない部分だろう。だがこの弟にたまには常識ある行動をとってほしいと願うのは兄として厳しすぎるだろうか? 汚して怒られるのはカラ松も同じなのだ。
「じゅうしまぁつ? 出てくるんだじゅうしま〜つ」
「やだ!」
 押し問答を繰り返すうち、不安定な場所に置かれていたかごはとうとうバランスを崩し、落ちていってしまった。
 土まみれの十四松と洗濯物は、とても

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