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紅葉狩りに行こう

「ソーニャちゃんが中学生だった頃ってどんなだったの?」
「どうした急に。」
「いや、中学生の頃からそんな乱暴な性格だったのかなって思って。」
──バシッ
「いたた。もー、ソーニャちゃん。そういうところだよ。」
「うるさい。お前にそんなこと言われる筋合いはない。」
そんなことを言いながらふと自分の中学生時代を思い出す。

──14歳。秋。
この頃も殺し屋としての仕事をしていた。仕事の関係もあり学校も休みがちになっていたので友人といえば同業者のあぎりぐらいだった。
「なに食べてるんですか〜?ソーニャ〜。」
「焼きそばパンだ。あぎりも食うか?」
「いえ〜。私は特製の忍術弁当を持ってきたので〜。」
どんなものが入っているかは聞きたくなかった。この前あぎりには忍者めしを振る舞うと言ってカナブンを食べさせられかけたことがあった。
「なあ、あぎりはちゃんとしたものを食べてるのか?」
「昼に焼きそばパン1つなのも不健康ですよ〜。」
「まあそうだが……。」
ゲテモノよりかはましだろ。私は心の中でそう思った。
「そういえば〜。今度の日曜はお暇ですか〜?」
「別に用事はないが。何かするのか?」
「紅葉でも見に行きませんか〜?」
紅葉か。確かにここらの山も赤や黄色に色づき始めている。
「いいな。ぜひ以降じゃないか。」
「分かりました〜。お弁当作ってきますね〜。」
「なあ、あぎり。お弁当は一向に構わないのだが何が入ってるかだけ事前に教えてくれないか?」
また虫とかなんじゃないだろうか。
「別に変なものは入れませんよ〜。」
「虫とかよくわからん魚とかは入れてくるなよ。」
「はい〜。一応ナマコを中心とした料理を作ってきますよ〜。」
「食えるかー!!!」ドーン

──あのときから確かに乱暴な性格だったのかもしれない。

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