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眩む/槍弓



神秘の薄れきった当代の、ましてろくに才能もない人間のことだ。強いなどとは口が割けても言えない。さすがの自分でもそればかりは。
まして彼が相手ともなればなおさらなのだ。
神代より名前が、決して醜聞でない伝承が、何千年もの時を越えて引き継がれているということの意味を理解できないなどとは言わない。

その彼が、自分に対してどのような感情を抱いているのかあまり理解していない。理解したくないというのが近い。
憧れは理解に最も遠い、という言葉を誰かから聞いたけれど、ならばこちらが彼を理解しようというのは彼への憧憬を捨てることに他ならないのではないか?
まさか。

こちらとて相応のプライドはあり、不当に自身を貶めることこそないが、身の丈とて理解しているのだ。
強さだけの話ではなく、英霊の格の話でもなく、つまり魂やこころの有り様の話であって、彼をそれなりに敬愛している身としては彼と肩を並べることはひどく居心地が悪い。こちらが背伸びするでも、彼が降るでも、いずれにせよだ。
勘違いしてしまいそうになる。
必要とされないのにお節介ばかり焼いていた人間が、予想だにしない相手から求められると距離感を間違えてしまいそうになる。
まるでこちらが上にいるような気になるんだ。


だから、なぁ。
すまないが私をそのような目で見るのはやめてくれよ、ランサー。

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