ジャンル:みの夏 お題:憧れの豪雪 必須要素:アメリカ 制限時間:4時間 読者:70 人 文字数:957字 お気に入り:0人

【wfs】ジョナサン×ハロウィン夏来


ロンドンの夜は深まり、濃い霧が光を覆っては不気味な雰囲気を醸し出す。
屋敷の扉を開くと1人の人影が現れた。

「おかえりなさい...」
「今夜のカーチェイスも味気なかったよ
神を生むにはまだ足りない」
「ジョナサンなら、出来るよ...」

背中の羽で2階から降りてきた男、それは病に伏せた余命いくばくかの妻の本を代筆した時に妻の代わりに生まれた人造人間だ。
彼に手首を差し出す。

「...ありがとう」
「今日も家を掃除してくれたんだね、助かるよ」

鋭い牙と大きな体を持った化け物となった妻は、私が魔導書で反撃をすると皮膚が裂けて中から1人の男が現れた。
彼は代筆した物語の影響かヴァンパイアだった、妻の記憶も持ち自らを妻と勘違いした彼は甲斐甲斐しく俺の世話を焼く。
俺の血を吸うのは人間の行為でないことが分からないまま。

「ご飯、作ったよ…」
「ありがとう
でも今は執筆に移らせて欲しい」
「うん...ふふ、俺とジョナサンの話」
「ああ、代筆よりもっといい魔導書になる」

主人室の扉を開ける。
机に腰を掛けるとヴァンパイアも楽しそうに横に座る。
人造人間は生まれる前の記憶が無いはずだ、なのに彼には妻の記憶がある。

「伸びすぎた牙をカチカチと鳴らしながら、獲物へ迫る」

魔力を注ぎながら文字を綴る。

「あなたは昔の記憶もあるんだろう?」
「うん。いつの記憶?」
「私がヴァンパイアになった時の記憶さ」

彼は首を傾げた。
妻を亡くした日、私はヴァンパイアの力を手に入れた。
妻か彼か定かではない化け物に、それに噛まれた時頭に紋様が入り魔導書にも影響が現れた。

「覚えていない...」
「構わないよ」

彼を撫でると、彼は幸せそうに笑った。
もしかすると彼がヴァンパイアだったのではなく、妻もヴァンパイアであったのかもしれない。

「俺は、ずっと...ジョナサンが好きだよ」
「ありがとう」

彼が俺の唇に触れた。
何はともあれ、優れた魔法とヴァンパイアという力を手に入れた。
フィリップという戦力も創造し、アカシックレコードを手に入れさえすれば俺は神を作り出せる。
人ならざるものとなれた今の私ならきっと出来るだろう。
書きかけの魔導書を見やると、私は遥か彼方の夜明けを睨んでもう一度筆を取った。

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