ジャンル:霊モブ お題:宿命の蟻 制限時間:15分 読者:38 人 文字数:457字 お気に入り:0人

霊モブ

「あっ」
ぽとり。
たこ焼きは無情にもアスファルトに吸い込まれるように落ちていった。
「…まあ、しょうがないな」
するとモブはしゃがみこんで、たこ焼きを見つめ始めた。周りの人間は彼を避けるように歩いている。
しばらくすると、モブは悲しそうに、
「…アリが…」
ぽつりと口にした。
「…まあ、そうだろうな…」
黒ごまが大群を成したかのようなアリの列がやって来て、元々モブの物であったたこ焼きを一生懸命運ぼうとする。
「生きるために一生懸命頑張ってんだな」
「…そうみたいですね…」
モブは納得したように頷きながらも、やはり相変わらず悲しそうにしている。
「また、たこ焼き買ってやるよ」
俺はそんな姿を見て、そう言わざるを得なかった。
「やった」
モブは、とても分かりやすく明るい表情を浮かべた。
俺たちは来た道を戻って、行きつけのたこ焼き屋へ向かう。
「…俺も一生懸命なんだよ」
「…?そうなんですか?」
お前に笑ってもらうために、お前が少しでも、俺と一緒にいてくれるように。
その為なら安いもんさ、たこ焼きなんざ。

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