ジャンル:ドリフェス! お題:アブノーマルなクリスマス 制限時間:15分 読者:81 人 文字数:1656字 お気に入り:0人
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8月1日、スキャンダル発覚?!


「今年はじゅんくんのお誕生日、なんにしよっか?」
 にこにこと満面の笑みを浮かべながら、千弦が歌うように言う。その言葉に、いつきの頬の筋肉も緩んでふんわりと微笑んだ。
「そうだね。八月になったらすぐに純哉くんの誕生日が来ちゃうもんね」
「そうそう! だから、今回はすぺすぺすぺしゃーる! でじゅんくんもびびーっくりしてハイパーほわハピ! になれるようなパーティーしたいよね!」
「なんだかすごく壮大なものになりそうだな……」
 千弦がくるくると回りながら出した単語の羅列に、慎が関心したようにぼそりと漏らした。
「でも、それぐらいド派手なやつがいいよね! オレたち、いっつも純哉くんにお世話になってるし!」
 慎の隣で奏がテーブルから身を乗り出しながら、挙手をしつつ言うと千弦が「そのとーりである、天宮クン!」と先生ぶったように言う。
「それで、どんなパーティーを……」
 と、いつきが話を進めようとした時。控室の扉が開いて、話題の真ん中にいる純哉が部屋に入ってきた。
「お? 何の話だ? パーティーとか聞こえたけど」
「え?!」
 扉のすぐそばに立っていたいつきが純哉の見上げる視線を受けて裏返った声を上げた。わかりやすいいつきの反応を見た純哉は、次に千弦の方を向いた。
「なんか楽しい話でもしてたのか、千弦?」
「えっ?! そ、そんな、じゅんくんのサプライズパーティーなんてふあっ?!」
 純哉に問われた千弦が全てを話す前に口を塞いだのは、飛び込んできた奏だった。それから奏は純哉の方を見てはっきりと言った。
「オレたち全然、純哉くんの誕生日パーティーの話とかしてないからね!」
「……奏、もう全部言ってしまっている」
 咄嗟に嘘を吐くことができない性格の奏は、結局千弦の口を塞いだ意味もなくそのまま全てを話してしまっていた。慎に指摘されてようやく気付いた奏は「ああっ!」と悲鳴のような声を上げた。
「……ぷっ、なんだよお前ら。いっつもいろいろサプライズしてくれてんだろ? ありがとよ」
 小さく吹き出した後、純哉は目を細めて微笑んでメンバーに言う。懐の広い反応に、慎もほっと胸を撫で下ろした。
「済まないな、純哉。本当はサプライズで驚かしてやりたかったんだが……それで、誕生日の日の予定はどうなっている?」
「あー、悪いな。せっかくパーティーしてくれようとしてたんだけど、実は予定があってさ」
 慎に問われた純哉は苦笑いを浮かべて四人に手を合わせた。
「ごめんな、みんな」
「いえ、いいんですよ。もしかして、福岡のご家族とお誕生日を過ごされるんですか?」
 いつきが首を傾げながら聞くと、純哉は首を振る。
「あれ、でもその日って純哉くん仕事入ってたっけ?」
「いや、仕事は入れてない」
 奏が聞くとやはり純哉は首を振る。
「では、何の予定なんだ?」
 慎が聞くと純哉は深く息を吐きだす。その瞬間、周りの空気が少し変わったような気がして、四人は無意識のうちにぴんと背筋を伸ばした。
「それは……大切な人との、予定」
 少しだけ目を細めて柔らかな声で言う純哉――大切な人、それは四人が想像しているよりも深い感情を抱いている人物だろうか。そんな想像を巡らせていると、純哉のジャケットに入っていたスマートフォンから着信音が鳴り始めた。
「あ、わり。ちょっと電話してくる。あ、もしもし……?」
 スマートフォンを操作しながら、純哉は楽屋を出て通話を始めていた。ぽかんとする四人は純哉が閉めた扉をぼんやりと見ているだけだったが。
「ねえ、純哉くんの『大切な人』って誰?」
 奏が呆然とした表情のまま他のメンバーに問う。そんなことわかるはずが、と慎といつきが答えようとした時。
「もしかして……カノジョ?!」
 千弦の唐突な発言に三人が同時に「はあ?!」と悲鳴のような大声を上げた。
「そ、そんな、あのミスターアイドルの純哉くんが?!」
「あ、アイドルであっても恋愛はじ、自由だ……俺たちが制限できることじゃない」
 

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