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フランドールと魔花の薔薇

 紅魔館の庭の一角。そこには門番の紅美鈴が育てている花壇がある。
 今日も美鈴は休憩時間に水やりをしていた。
「おや?」
その花壇に見たこともない綺麗な深紅の薔薇が、咲いていた。
「種が混ざっていたのでしょうか?」
「めーりーん!遊ぼう!」
すると、紅魔館の主、レミリア・スカーレットの妹、フランドール・スカーレットが日傘を持って美鈴の側に来た。
「妹様、いいですよ」
「わーい!」
フランドールがふと、足元の花壇を見る。
「あ、この薔薇、綺麗だね」
「そうですね」
「ねえねえ、貰ってもいい?」
「構いませんよ」
「やったー!」
フランドールは薔薇を丁寧に摘み、自身の部屋へと持っていった。

 「美鈴、休憩時間は終わりよ」
フランドールと遊んでいた美鈴に紅魔館のメイド長、十六夜咲夜は言う。
「えぇー、もう終わりー」
「すみません、妹様」
美鈴と咲夜がいなくなり、フランドールはごろんと横になった。そして、そのまま眠ってしまった。
 みしみしっ、という音でフランドールは目覚めた。音の正体を目で探ると薔薇の蔦がドアを覆い、出られなくなっていた。
「う、嘘……」
フランドールは自身の能力で蔦を壊そうとしたが逆に自身を傷つけるだけだった。
「誰が、誰が、助けて……」
小さく、そう呟いた。
「離れなさい!」
誰がの声が聞こえ、咄嗟に離れるとドアがくだけ、グングニルを持ったレミリアが立っていた。

 「あの薔薇は誰がの魔力を吸って成長する『魔花』よ」
紅魔館の地下の図書館にいる魔法使い、パチュリー・ノーレッジはそう答える。
「普段はあんなことをする植物じゃないんだけれど。……あんなことは私も経験がなかったの。怖い思いをさせてこめんなさい、フラン」
「ううん、大丈夫だよ。お姉様の格好いい姿もみれたし」
「妹を守るのは姉として当たり前のことよ」
レミリアが気取る。
「うふふっ。お姉様、だーいすき」
「………私もよ。フラン」
 

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