ジャンル:あんさんぶるスターズ! お題:きちんとした熱帯魚 制限時間:15分 読者:133 人 文字数:1004字 お気に入り:0人

自由を君に。 ※未完

 赤、青、黄色、緑。色を数えだしたらキリがない。
 色とりどりの熱帯魚が自由に水槽の中を動き回る。
 それぞれが自分の意志で、思い思いに泳いでいるようで、その実まるで法則性があるかのようにきちんと並んでいるようにも見えた。
「綺麗だな」
 思わず敬人の口から出たのは素直な感嘆の言葉だった。
「そうですね」
 隣で同じ光景を眺める真緒の目にも好奇の光が宿っていた。
 水族館にでも行きませんか、と何気に誘ってきたのは真緒だった。
 水族館といえば海洋生物、といえば同じユニットの後輩だとか、不真面目なクラスメイトだとか、隣のクラスの奇人をつい思い浮かべてしまうが、そういえば久しく行ってないなとも思った。
 良いだろう、と深く考えずに承諾した敬人に提案された日時は九月の六日。確か予定はなかったはずだ、と脳内カレンダーと照らし合わせながら真緒に伝えると、嬉しそうにはにかんで、楽しみにしてますと返され、そうして予定が固まったのは数週間前の話だ。
 普段から真緒は互いの予定にかなり気を遣ってデートを仕込んでくるのだが、それにしたって今回は随分と前もって予定を押さえてきたな、と思ったのは記憶に比較的新しい。
 ともあれ。
 久しぶりのデートだった。
 水槽という名の檻の中で、それでも至って自由気ままに漂っている魚を見ていると、その姿をつい自分達に重ねてしまう。
 アイドル養成に特化した学校。そこでは様々な制約に縛られながらも、それでも幾ばくかの自由がある。
 その自由にさらなる制約を課していたのは他でもない、自分達生徒会だったが、それも今隣に居る想い人とそのユニットが壊し、その枷から学院を解き放ったのだと、そう言っても過言ではない。
 そしてきっとそれからだったのだろう、自分が少しずつ変わっていったのは。
「ありがとう」
 ふと口にしていたのは感謝の言葉。
 それを耳にして、真緒は一瞬キョトンとした顔を浮かべる。
「え、あ……いえ」
「どうした、素直に礼を言っただけだが何故そんなに動揺している」
「ちょっと不意打ち食らった感があっただけです。いや、そうじゃなくて!」
 より焦り顔を浮かべた真緒に、ますます敬人は疑問符を浮かべてしまう。
「どうした」
「その他に言うことがあったんで!えっと、お誕生日おめでとうございます!」
 その言葉を理解し消化するのに数秒かかって、敬人はやっとわざわざky

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