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もう一度あなたに会いたい(やげさに)

あれ、いつの間にか体が透明になっている。私って死ぬのかな。あそこに薬研がいるのになんで気付いてくれないの!?
「薬研!」
必死に薬研のことを呼んだ。そうしたらこっちに近付いてきた。それもびっくりした顔で。
「大将!?」
やっと気付いてくれた。抱きしめようとしたら、薬研の体をすり抜けた。どうして!
「大将、まだ気付いてないのか。大将は5年前のこの日事故で死んでいるだ。」
私はもう死んだの?そっかだからまたこの場所に来たんだね。
「薬研、また、来年も来てね。私はずっと待っているから。」
「あぁ、わかったよ、大将。」
透明な体から暖かい涙が流れていた。
薬研は、その姿をずっと見守っていたのだった。

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