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慈愛に満ちた爆弾

だって、だってクリスマスだぞ!?甘くて素敵な夜を過ごす奴らにプレゼントをしたくなってしまったんだ!そんな叫び声をあげたカラ松に警官は呆れた顔をし、早く連れ帰ってくれとでも言いたげに一松を見た。カラ松が駅へと赴くカップルにしたプレゼントとは、とんでもなく大きいクリスマスツリーのてっぺんに針金で固定された爆弾だったのだ。

なんでこんな事したんだよ、と一松はぼやいた。聞こえたらしい十四松がにーさん、呼んでこよーか!?!と叫ぶ。首を横に振る前に十四松は駆け出す、駆け出す、軽やかにジャンプする!屋根上にいたようだ。十四松に引き摺られて、ぺいっと床に叩きつけられて、カラ松は一松の前に倒れ伏したのだった。
「…なんであんな事したんだよ」クソ、舌がもつれる。「あんな事?」クソ松が目をきょとりとさせて呟く。「あんな…あー、ツリーのことか!」屈託なく笑う。今の話題にその輝かんばかりの笑顔はミスマッチすぎるというのに。
通称赤塚クリスマスツリー爆破事件は、赤塚駅の前に鎮座していたバカみたいに高いクリスマスツリーを一瞬にして真っ赤に染め、ごうごうと燃え盛る炎の中でメリメリと崩れゆくところを発見された。犯人はこいつ、松野カラ松。今の松野家はクリスマスツリーの返済に追われてニート全員が小遣いを減らされている。そこにもムカつくけれど、一松はカラ松がなんでこんな事をするに至ったのかが全く分からないのが一番ムカついていた。よくある、彼氏が何してるか常に分からないとイヤなの!という心境だ。彼らは付き合っていないし、6人兄弟ニートのうち2人というだけだったけれど。
「クリスマスに愛を誓い合う!それはとんでもなく素敵な事だ。今すぐ宇宙が滅ぶとしても、家が燃え盛っていようとも、優先されるべきことなんだ。」カラ松はしみじみと語り出す。「でもなぁ、人間はいつか死ぬだろ?それをな、教えてやりたかったんだ。」まるで子を見つめる母のように、甘く慈愛に満ち溢れた目で語るカラ松は心底気味が悪かった。

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