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グダグダ会話、

※御沢
未来のお話。ほぼ会話文。


「好きだよ、お前が」

 そう言われたのが何年前であろうか。いや、もう何十年前か。

 俺ももうすぐ三十路の後半だ。
 そろそろ引退時か、と思っている。

 家のドアノブを捻り、中に入ると俺の靴とは明らかに異なる趣味の靴が置いてある。
 まぁ、当たり前の光景なのだが。

 リビングの部屋に光はない。
 寝てるのか? と思い寝室に行くが居ない。
 そうなりゃ、と思い浴室の方に向かうと、トイレの電気が着いているのであぁ、と理解する。
 コンコン、とノックをすると反対側からもノック音が返ってくる。
 
 そこにただいまー! と言うと、おうお帰り、もうちっと遅いのかと思った、と来る。
 まぁ、今雨が降っているのでそのせいだろうと思う。

 車で帰ってきた、と言うと誰の? と少しムッとした声。
 はは、妬いてやんの。

 こういう事を思ってしまうので恋人に少し性格が似た気がする。

「んー? あータクシー」
「あータクシーかー」
「そー」

 この長さは大の方かと思う。

「あ、そういやさ」
「うん?」

 物って百年経ったら付喪神になるらしい。
 おう、そうがどうした。
 ならさ、

 俺等の愛も百年経ったら生き物になるかな?

 いやーそれはねぇだろー。
 そっかー。
 おう。
 けどよ、なったら来世でも実るかもな?


 相変わらず、キザな男だと改めて思った。

 あ、トイレットペーパーの巻いてる音がする。
 もうすぐ出るようだ。

 出たら、手に持っているコレをさっさと渡そうか、、、。


 あ、けど手、今きたねぇんだった!!

 さて、何時渡そうかこの赤い薔薇の束16本。


 愛しています、何時までも、

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