ジャンル:hrak(腐) お題:君と暴力 必須要素:会話劇 制限時間:1時間 読者:35 人 文字数:1082字 お気に入り:0人
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尊敬に値する人

※ホー炎を目指したかった、はず



 隣からケタケタと笑い袋のような声がする。
 自由自在に飛べるようになりましょうよ、とか、やっぱエンデヴァーさん凄いですね、とか馬鹿にしているのか、はやしたてているのか、わからないような言葉と一緒に聞こえてくる。
 
 実に不愉快で堪らない。


「あ、今エンデヴァーさん不愉快だ、とか思いましたね?」
「それがどうした」
「はっは、認めちゃうところも流石です」
「馬鹿にするのもいい加減にしろ」


 まさか! そんなことないですよ! と茶番劇のような何かが繰り返される。これで通算何回目だと思っている。
 会話劇にしてもやりすぎだろう。

 しかしこの男、ホークスは口を閉めても自分でこじ開けるタチのようで、もう逸そ縫い会わせたい気分だ。
 多分、糸を全部抜くのであろうが。

 全く、面倒くさい人物に関わってしまったらしい。  


「それにしても、さっきの必殺技かっこよかったですよ」
「お前、今日はそれしか言えんのか」
「だって凄かったんですから、仕方ないでしよう!」


 ぐわぁってなって! と両手を大きく広げてダイナミックさをアピールしたいようで、同時に個性の羽根も一緒に動いているのを、本人は気づいているのであろうか。

 その必死さについ鼻で笑うと、本当に凄かったんですよ!! と余計に熱く語る。

 そろそろ本気で煩くなってきたコイツを黙らせる方法を考えなければ、帰るまでこの調子だ。と思っていると、けど、と接続詞が続く。


「けど、貴方は一人で解決しようとし過ぎです。
…頼りないかもしれませんが、…これでも一応No,2なので…えっと、頼って、もらえたら…うれしい、です…」


 ふむ、と考える。
 そう言えばコイツ、ホークスはNo,2ヒーローだったな、と思い返す。
 最近、一緒にいるせいか、それとも口煩い印象ばかり残っているせいか、もしかすれば、どっちもかもしれない。
 そんな思考を持ちつつ、何故貴様のような若造に助けを求めなければならん、と返す。


「ヒーローの本業は市民を救う事だ。
今回はヤケにその人数が多かった。それを真っ先に救うのは当然だろう」


 そう続けると、ホークスは豆鉄砲を喰らった鳩のように目を見開いて固まっている。
 それからへにゃり、と笑い、そうですね、と答えた。それと流石です、とも。


「俺、エンデヴァーさんのそういう所、好きです」
「何だ急に」
「あはは、いや何となく、ですね」


 そしてまたケタケタと笑った。

 何とも掴みにくい男だ、と思う。


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