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ディープゲーマーお供の狐

コチコチ…コツ、カチカチカチ…

お供の狐は一匹でいる時、とても静かだ。

鳴狐と共にいる時は己がやるべき使命のように、鳴狐の気持ちを汲みときに言葉を添えてときにただ寄り添って。
腹話術と言われるほどいつも鳴狐と一緒にいるが、そうでない時もある。
例えば内番中など、それは己一人だけの時間だ。
もちろん手伝う時もあるが、大概にして欲されるのは人の手だ。猫の手に代表される肉球を求められることは、ほとんどない。
そうして出来た余暇をお供の狐は何に当てるかと言うと、ネットゲームだった。

ガタタッ、タタタタタッ、タタンッ

しかもかなり手馴れた数々のオンラインゲームを踏破し、コントローラーは握れずともショートカットキーを駆使しまくり、オリジナルコマンドを作り上げ、カンストは当たり前なレベル。
それを空いた時間だけでこなすのだから、この狐相当やりよる。
こうして、私のレベルアップを手伝ってもらいながら言うのもアレだが、相当ヤバい脳ミソしてると思う。

『どういたしました?手が止まっておいでですよ』

ネット経由で語りかけられた。

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