ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:理想的な人々 必須要素:子供 制限時間:15分 読者:20 人 文字数:586字 お気に入り:0人

呪縛(出轟前提の出茶)





子供というのは世間一般的には、夫婦の幸せと象徴とされるのかもしれない。
一般的な幸福って概念には必ず登場する子供という存在。
俺はどうもそれが苦手なようだ。
子供の泣き声が嫌なわけでも、予測できない行動も原因ではなく、俺にとってはただ「子供」という立場が絶望の象徴だから。

もし、俺が孕める性だったとしても子供だけはつくれないし、育てられる気がしない。
だから、嘗て恋仲であった出久が結婚して、子供が産まれたと聞いた時は心底安心して、相手の女を死ぬほど憎んだ。

あの時、というのは出久と別れた日なのだが、彼は大きな瞳に涙を揺らめかせて俺に詰め寄った。
子供がいなくても、焦凍くんといたいんだよ。君を笑顔にすることが僕の幸せなんだよ。
出久は俺にいろんな話をしたけれど、俺は頑として彼の言葉に頷かなかった。

子供というものは俺の絶望を形作るものであり、そして一般的には幸福を表すものであるのだと、思っていたから。
出久と別れて時間が経って、彼の子供が産まれたと知って、俺は漸く別れを告げた当時の自分もまだ親父の呪縛から抜け出せていないのだと理解出来た。
別に、子供は俺以外の万人にとって幸福の象徴ではないのかもしれない。と今ならそう思える。子供が産まれましたというメッセージを告げる携帯を叩きわりたくなった。
理想を押し付けていたのは俺だったのかもしれない。

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
作者:ゆらく@出番14東6リ60a ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:去年の土地 必須要素:高認 制限時間:15分 読者:34 人 文字数:498字 お気に入り:2人
校内にいると忘れがちだが、雄英高校は全国屈指の知名度を誇る名門である。 日本中から入学希望者が集う狭き門。人気の最高峰はヒーロー科だが、普通科だって入れるのは 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:炎蔵 ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:素晴らしい船 制限時間:15分 読者:29 人 文字数:181字 お気に入り:1人
緑谷の行く船路ならば、例え世界の果てまでも付いて行き共に沈んでやろうという勝手な操を、轟は十余年も立て続けていた。しかし緑谷が共に沈むべき相手は他に七十五億人も 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:きちんとした旅行 制限時間:15分 読者:97 人 文字数:309字 お気に入り:0人
「寒い…。」思わず呟かずにはいられなかった。寒さを誤魔化すように走ると溶けかかった雪がぴしゃぴしゃと不快な音をたててきた。 空を仰げば雨と雪が混ざったようなも 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:シャークズ河太郎 ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:マイナーな窓 制限時間:15分 読者:134 人 文字数:692字 お気に入り:0人
どうしたの、走り抜いて行く友人に声を掛けられて、我に返る。なんでもないよと笑い、足を出す。 最近、部活の時間に視線を感じるのだ。私の個性は、人よりほんのちょっ 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
スナイプ ※未完
作者:匿名さん ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:12月の狙撃手 制限時間:15分 読者:187 人 文字数:373字 お気に入り:0人
まだ雪は降らない。遠い北の地域は豪雪らしいが、この一帯はいまだにちらりとも降らない。例年から見ても遅いという話だ。「つまらんな」ぽつりと呟いた嘴を見下ろす。言葉 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:孤独な火事 制限時間:15分 読者:388 人 文字数:1197字 お気に入り:0人
身のうちに宿る炎はひとつではない、と師匠が言っていたことがある。ひとつは師匠が与えてくれた。灯したのは私ではない。けれどもうひとつの炎は私自身が火を灯すものなの 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:苦し紛れの土 制限時間:15分 読者:356 人 文字数:647字 お気に入り:0人
見上げたら、青空が見えた。その瞬間、相澤は体に残っていた力の全てで抵抗する。けれど骨ばった成人男性の手は太い腕に囚われ、振り上げたはずの足はしなやかな筋肉を弾い 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:うるさい友人 制限時間:15分 読者:1063 人 文字数:1096字 お気に入り:0人
「だーかーらーさー、俺、聞いちまったわけだよ」馴れ馴れしく肩に回された手へと舌打ちしてもその腕は去らない。面倒になって手の甲を抓ってやれば思いの外いい部分を刺激 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:穢された言い訳 制限時間:15分 読者:345 人 文字数:1078字 お気に入り:0人
非合理的なので。別に親しくする必要がないので。事務所に寄らなければならないので。採点の仕事がまだ残ってますから。行く場所があります。早く帰りたいので。外食は嫌い 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:くさい空想 制限時間:15分 読者:441 人 文字数:995字 お気に入り:0人
周囲は山に囲まれてて、見上げれば真っ青な空が見えるんだ。夜になれば満点の星空。あぁ、外にベンチを置いたりするのはどうかな。冬でもホットココアとか持ってさ。君と僕 〈続きを読む〉

ところてんだーくさいどの即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:ところてんだーくさいど ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:メジャーな町 必須要素:スキンケア 制限時間:15分 読者:21 人 文字数:719字 お気に入り:0人
久しぶりに出久と休みが被った。雄英を卒業してヒーロー番付を駆け上がった俺たちは連番になることが多く、それ自体は嬉しいことだったのだが、連番という理由で同じ日に休 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ところてんだーくさいど ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:理想的な人々 必須要素:子供 制限時間:15分 読者:20 人 文字数:586字 お気に入り:0人
子供というのは世間一般的には、夫婦の幸せと象徴とされるのかもしれない。一般的な幸福って概念には必ず登場する子供という存在。俺はどうもそれが苦手なようだ。子供の泣 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ところてんだーくさいど ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:輝く火事 制限時間:15分 読者:11 人 文字数:635字 お気に入り:0人
「……花火?」「そう、花火。季節外れだけど線香花火だけ余っちゃってたから…、2人でしてみない?」「する」高校でできた初めての友人。緑谷出久に花火を誘われたのは昨 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ところてんだーくさいど ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:オレだよオレ、父 制限時間:15分 読者:21 人 文字数:837字 お気に入り:0人
「もしもし、緑谷ですけど…」「もしもし?オレだよ、オレ、父親だけど」「………人違いじゃあないですか?」「あれ、間違った?緑谷出久の父なんだけど、出久の声じゃない 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ところてんだーくさいど ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:生かされた豪雪 制限時間:15分 読者:15 人 文字数:741字 お気に入り:0人
「雪を見た事がないんだ」そう言う彼の為に、俺はあの日雪を見せてあげようと思ったんです。この力を人前で使ってはいけないと御館様は仰いましたけれど、俺は緑の瞳を瞬か 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ところてんだーくさいど ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:素晴らしい船 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:727字 お気に入り:0人
A組B組合同の授業が二学期になって増えてきたんだけど、今日は組をシャッフルしてできた組み合わせで戦っていくらしい。更に、その組み合わせは試合中に決まっていく仕組 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:ところてんだーくさいど ジャンル:僕のヒーローアカデミア お題:騙されたつるつる 制限時間:15分 読者:17 人 文字数:716字 お気に入り:0人
お昼ご飯の時、毎回轟くんはお蕎麦を頼む。どうしてだろう?恋をしてる相手のことを知りたくなるのは当然のことなので……。毎回カツ丼を食べる僕に聞かれたくはないだろう 〈続きを読む〉