ジャンル:炎の蜃気楼 お題:どうあがいてもハゲ 必須要素:お湯 制限時間:30分 読者:106 人 文字数:2068字 お気に入り:0人
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オレとゲーハーと上杉さん ※未完

 ある日、オレにハゲが出来た。どういう事だ、オレまだ若造なのに若者なのに!
「くっそ……」
 分かってる……どう考えても、あいつの所為だ……オレのストレスのもと、ゲーハー製造機……


「なーおーえーーーーーーーーーーーーーー!」


「あ、高耶さ……ぐはあ! ちょッ、何しやがるんですかあなたは!」
「しねー!」
「いややめて、マジで死ぬからヘッドロック」
「だからコロす」
「ぐぬぬ……しかたない……直江チョーップ!」
「あ痛ッ」
「ふう……しぬ所だった……で?高耶さん、この暴挙に及んだ理由、訊かせてもらいましょうかねえ」
 まずい、形勢逆転だ……しかたない、ここは素直に……
「やいやい直江!これを見やがれ!」
 開き直ったハゲ、いやいや、換生者に怖いものはない。ここはひとつ、不肖の手下に反省をしてもらおう。
「はい?なんんですか?」
「だから!これだ!」
 だからオレは、高等部をずずい!と、不肖すぎる手下に突き出してやった。
「ん?なんですかこの……ドット?」

 ドットーーーーーーーーーーー?!?!?!

「ドットじゃねーーーーーーーーー!可愛いじゃねえかそれーーーーー!」
 思わす結んでしまった印に、直江の野郎は大慌てだ。
「いやだからそれ!シャレにならんですから!」
「だったらちゃんと見ろ手下その1!」
「手下……まあ、ある意味そうですけどね……実際言われると腹立つなあ……ん?んんんんんんん?!」
 頭部の上の方で、息を飲む気配が伝わってくる……バカめ……今頃気付きやがって……
「高耶さん……景虎さま……」
「うおっと」
 脇の下に入れた両手で、オレはひょいっと立ち上がらせられてしまう。そして、今度は肩にぽん、と。
「高耶さん……」
「……」
 気付いて欲しかったのだが、こんな風に、しかも不肖の手下に哀れみの目で見られると、オレの景虎さまとしての矜持がしくしく泣き出してしまうではないか。
「この若さで……嗚呼……可哀想に……」
「ひッ」
 突然抱き締められたらそりゃあ、驚くってもんだ。しかもそっとそっと、壊れ物でも抱っこするみたいに。これじゃあまるで……
「な、おえ……?」
 思わす声が上ずってしまう。そんなオレをどう思ったのか、直江が顔を包み込んできやがった。
「高耶さん」
「ひょッ」
 近い近い!ドアップ!」
「……この時代、化学も医学も発達しています……あなたのその……ドットなんて、俺が直ぐに!直ぐになんとかしますから!」
「……あーもードットでいいよ……」
 この瞬間、オレのゲーハーは可愛いドットとなり替わったらしいぞ。
 あれ?オレこの手下その1、直江信綱をシメるために晒したんじゃなかったっけ?このドット…じゃねえ!ゲーハー発生の責任追及で。なのに、なんなのこの展開?
 「では行きましょう、早速、さあさあ」
「ちょッ、」
 何故か謎の張り切りを見せている直江は、オレの腕をぐいぐい引っ張ってくる。すげえ力だバカ力。さすがオレの手下……いやいや、今はそれどころじゃねえぞオレ。こいつ、何する気だよ怖ええよ。
「こっちこっち」
「お、おう」
 そこでオレは気付くのだ。この、空気を読まないゴーイングマイウエイ!そうだよ!このせいでオレにストレスが!ゲーハーが!
「はいはい、こっちこっち」
「ぐぬぬぬ…」
 赦せん、信綱・直江。ここはこのオレ、景虎さまの正義の鉄拳、必殺調伏で……




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「…………………………………………」





 バッサー






「…………………………………………」







 バッサー








「……………………………………ち、がーーーーーーーーーーう!」

「おっと、高耶さん?」
 オレが吠えると、直江のやつは目を丸くした。
「どうかしたんですか?そんな、発情期のマントドリルみたいな声出して」
「誰がマントドリルだ!って言うかなんでマントドリルの声知ってんだおまえは!」
「ネットで」
「……わかった……」
 シレっと答えるオレのストレスの元、ゲーハーマシン直江をここでコロしてもいいよな?な?だがその前に……
「直江信綱……オレの問いに答えろ……」
「はい」
 フルネームで呼ぶと、手下その1は背筋を伸ばした。よし、景虎さま効果。
「答えろ……なぜおまえは、熱くもなく冷たくもない、丁度いい感じのお湯をオレのこの!オレさまの頭にザバザバかけやがるんだ!?」
 ブチ切れ寸前のオレに何を思ったのか、直江は顔を赤らめた。しかももじもじしてるからこの人……怖えええ……
「それはですね、上杉に古くから伝わる秘伝です」
「は?へ?」
 オレの耳、大丈夫か?こいつ今、なんてった??
「ひ、でん……お湯……?」
 完全に固まるオレに構わず、直江は高らかに歌うのだ。
「ゲーハーにはお湯!それが上杉!」


「……やめていい……?うえすぎ……」

「いや景虎さま、どうあがいてもハゲなんですから、ここはひとつお湯で

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