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彩り ※未完

紙をめくる。ペンを走らせる。無機質な音だけが部屋に響いている。
心に頭がついてこない。思ったような言葉が浮かばない。焦りばかりが募っていく。
とにかく言葉を書き続けて、どれほど時間が経ったかも忘れたころ、ふと突然視界が開けた。

「おーい独歩。気づいた?」
「び…っくりした。一二三か。おどかすなよ…。」

眼前が白い紙で埋め尽くされていたところに、いつの間にか上がり込んでいた幼馴染みが覗き込んできたらしい。

「俺っちはさっきから声かけてたのに気づかなかったのは独歩じゃんかよー。」
「そうなのか。悪かったな。」
「てか、これ、すっげーな。全部詞?」

辺りに散らばる紙を一二三は意外と丁寧な仕草で一枚一枚拾い上げては眺めていた。
さっきまで自分の中で渦巻いていた感情をぶつけていたそれらに触れられるのはかなり居心地が悪い。

「いや、そんな大層なもんじゃ…。ていうか勝手に見るなよ。」
「え、でもこれなんか良くね?独歩すげーな!」

そんな俺に構わず一二三は屈託のない笑顔を見せている。裏表のないところが長所でもあり、短所でもあるこいつは本当に心からそう思っている。
いつもうまく感情を言葉にできない俺は、時折うまく処理しきれずにこうして紙にぶつけることがある。
そんな俺を知ってるこいつはそこには特に触れてこないし、触れられたくないのをわかっている。
そうだと知っているくらいにはずっと一緒にいたんだ。

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