ジャンル:ヒプノシスマイク お題:私が愛した夢 制限時間:30分 読者:33 人 文字数:605字 お気に入り:0人

彩り ※未完

紙をめくる。ペンを走らせる。無機質な音だけが部屋に響いている。
心に頭がついてこない。思ったような言葉が浮かばない。焦りばかりが募っていく。
とにかく言葉を書き続けて、どれほど時間が経ったかも忘れたころ、ふと突然視界が開けた。

「おーい独歩。気づいた?」
「び…っくりした。一二三か。おどかすなよ…。」

眼前が白い紙で埋め尽くされていたところに、いつの間にか上がり込んでいた幼馴染みが覗き込んできたらしい。

「俺っちはさっきから声かけてたのに気づかなかったのは独歩じゃんかよー。」
「そうなのか。悪かったな。」
「てか、これ、すっげーな。全部詞?」

辺りに散らばる紙を一二三は意外と丁寧な仕草で一枚一枚拾い上げては眺めていた。
さっきまで自分の中で渦巻いていた感情をぶつけていたそれらに触れられるのはかなり居心地が悪い。

「いや、そんな大層なもんじゃ…。ていうか勝手に見るなよ。」
「え、でもこれなんか良くね?独歩すげーな!」

そんな俺に構わず一二三は屈託のない笑顔を見せている。裏表のないところが長所でもあり、短所でもあるこいつは本当に心からそう思っている。
いつもうまく感情を言葉にできない俺は、時折うまく処理しきれずにこうして紙にぶつけることがある。
そんな俺を知ってるこいつはそこには特に触れてこないし、触れられたくないのをわかっている。
そうだと知っているくらいにはずっと一緒にいたんだ。

同じジャンルの似た条件の即興二次小説


ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ヒプノシスマイク お題:幼い土地 制限時間:30分 読者:113 人 文字数:585字 お気に入り:0人
寂雷先生は、神様なのではないかと思う時がある。俺がどんなに些細でくだらないことを悩みとして診察室に抱え込んできても、先生は椅子に深々と座って真摯に対応してくれる 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ヒプノシスマイク お題:鋭い暗殺者 制限時間:1時間 読者:43 人 文字数:668字 お気に入り:0人
今日はツイてる。軽快な音楽と共にやたら騒がしい映像。画面に映る3つのマークに口元が緩む。「来たぜ来たぜ」ガラスケースに入るコインは気がつくと溢れそうになっていた 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:匿名さん ジャンル:ヒプノシスマイク お題:恋の命日 制限時間:15分 読者:48 人 文字数:429字 お気に入り:0人
心臓が動き始めた日を覚えている。その日は春だというのに肌寒く、朝から憂欝な気分だった。周りは知らない人だらけで、ただでさえ人見知りの激しい自分は少し泣きそうにな 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:即興きなこ ジャンル:ヒプノシスマイク お題:忘れたいカップル 制限時間:15分 読者:29 人 文字数:579字 お気に入り:0人
電車で居合わせたサラリーマンの団体、コンビニのレジで前に並んでいる二人、マンションの前で電話をしている若い女。 人が話しているのをつい、真剣に聞いてしまう。名 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:即興きなこ ジャンル:ヒプノシスマイク お題:記録にない姫君 制限時間:15分 読者:32 人 文字数:313字 お気に入り:0人
「この世に生まれていないのと同じなんです」 身にまとっている着物の、浅葱色の薄い生地を膝の上でぎゅっと握りしめ、その人は言った。 由緒ある家の娘である。欲しいも 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者: ジャンル:ヒプノシスマイク お題:最後の社会 制限時間:1時間 読者:102 人 文字数:2446字 お気に入り:0人
『朝メシいる? ってか、冷蔵庫なんかあったっけ』 最後のメッセージは未読のままだった。 ケータイの文字は無機質だってライムではよく言うけど、実際のところ俺はあん 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:なないろサイダー ジャンル:ヒプノシスマイク お題:平和とユートピア 制限時間:1時間 読者:79 人 文字数:783字 お気に入り:0人
踏切の音が聞こえる黄色と黒の警戒色は「お前は来るな」と言っていた資格があるとでも思っているのか?言われなくてもわかっていた宇宙船のような銀色そこに人をあざ笑う緑 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:❤♡ときお♡❤ ジャンル:ヒプノシスマイク お題:今年の電話 制限時間:2時間 読者:170 人 文字数:5446字 お気に入り:0人
ウォッカをショットで。そう言い出したのは左馬刻だった。彼いわく、競って飲もうと言うのだ。小官はそれを止めたが、傲岸不遜な彼がやめるわけもなかった。銃兎は律儀に 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:❤♡ときお♡❤ ジャンル:ヒプノシスマイク お題:幸福なデマ 制限時間:2時間 読者:143 人 文字数:5617字 お気に入り:0人
目の前に立つ男の顔から、さっと血が引くのを見たのは、これがはじめてのことだった。俺はなにかポカをしちまったのだろうかと生ぬるいエアコンの風に満ちた部屋に立ち、 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
作者:❤♡ときお♡❤ ジャンル:ヒプノシスマイク お題:小説の神話 制限時間:2時間 読者:214 人 文字数:4823字 お気に入り:0人
毒島メイソン理鶯は、一度だけ本心から恋をしたことがある。それはH歴が始まる前に終わり、そして二度とは戻らなかった。その相手は同期で、配属当初から同じ戦場にいた 〈続きを読む〉

ももとかの即興 二次小説


ユーザーアイコン
作者:ももとか ジャンル:刀剣乱舞 お題:君と教室 制限時間:30分 読者:72 人 文字数:774字 お気に入り:0人
学校に忘れ物をしたことに気がついたのは、家に帰って宿題をしようとランドセルを開いたときだった。明日提出のプリントがない。ちょっと血の気がひいた。何せお母さんは学 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
自己紹介 ※未完
作者:ももとか ジャンル:刀剣乱舞 お題:幸福な経歴 制限時間:30分 読者:39 人 文字数:518字 お気に入り:0人
朝、目を覚まして、同じ部屋で寝起きしている兄弟たちと挨拶を交わす。布団をたたんで身支度を整える間にも、遅れて目を覚ました虎たちがじゃれて足元にまとわりついてくる 〈続きを読む〉

ユーザーアイコン
彩り ※未完
作者:ももとか ジャンル:ヒプノシスマイク お題:私が愛した夢 制限時間:30分 読者:33 人 文字数:605字 お気に入り:0人
紙をめくる。ペンを走らせる。無機質な音だけが部屋に響いている。心に頭がついてこない。思ったような言葉が浮かばない。焦りばかりが募っていく。とにかく言葉を書き続け 〈続きを読む〉