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待ち人はあなた ※未完

学校に忘れ物をしたことに気がついたのは、家に帰って宿題をしようとランドセルを開いたときだった。
明日提出のプリントがない。ちょっと血の気がひいた。
何せお母さんは学校のことをテキトーにしようとするとものすごく怒るのだ。
立派な大人になるために、今から自分のことをきちんと考えて行動しなさいといつも言う。
テストの点数なんかはちゃんと復習すればうるさくないけど、忘れ物や提出物には厳しいのだ。
多分プリントは学校の机の中だ。窓の外を見ても暗くなるまではまだ時間があるし、こっそり取りに戻ることにした。



先生に見つかっても面倒なので、なるべく足音を立てずに校舎内を移動する。
上の階から吹奏楽部が練習している音が聞こえてきたけれども、部活をしている人以外はほとんど帰ったようで廊下に人影はない。
クラスにたどり着いてドアを開けようとしたとき、教室の中からパリン、ピシリと何かが割れるような音がして反射的に取手から手を離した。

(えっ…。なに、今の音。)

心臓がどきどきと音を立てる。このドアの向こうはいつもの教室のはずだが、何かが違う気がする。
怖い気持ちもあるが、気になる気持ちが勝った。ごくりと唾をのみこんで、恐るおそる手をもう一度伸ばしたときだった。

「ダメです。」
「んえっ。」

自分の右手を横から伸びてきた白い手がつかんでいる。思わず変な声が出た。
白い手をたどってそちらを向くと、白い髪で黒い帽子をかぶった男の子が立っていた。

「だ、だれ…?」
「驚かせてすみません。でも今は入っちゃダメです。」

私より身長が低くて細っこいのに、結構力強い。手も、言葉もだ。
知らない子に腕をつかまれてる訳のわからない状況なのに、不思議とその男の子に目を奪われていた。


(書きたいところまでかけない!昔の審神者を守る刀剣男士たち的な)

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