ジャンル:KOF お題:コーヒーとガールズ 制限時間:30分 読者:32 人 文字数:591字 お気に入り:0人

コーヒーと女子チーム

不味い泥水だな。
そう言って京がコーヒーカップを受け皿に置いた瞬間、隣に座っていた舞からスパンと扇子で頭をはたかれた。

「てめぇ!何すんだよ!」
「せっかくキングが珈琲を淹れてくれたのに、そういう反応はないんじゃない?」
「うるっせえな…」

暴言を吐かれたキングは平然とした顔で頷いた。

「気分のいいものではないな。だがな、舞。京の舌が肥えていることを見込んで感想を頼んだんだ。この位のことは想定済みさ」

ふ、と凛々しく笑って京の幼稚な感想を受け流す姿はたしかに男装の麗人であった。

「そりゃあそうだけど…。でもなんか、京の言い方ってイラッときちゃうのよねぇ。御曹司だからかしら?」
「誰が御曹司だ、誰が!」

先祖代々伝わる数百年以上続く流派の一人息子、という部分に焦点をあてれば草薙京は立派な御曹司だった。広い日本家屋に住み、俗世を好みながらも自分の流派を大事にする姿は、なんだかんだで身内を大事にするお坊ちゃまでしかない。

「…ふふ」
「なァんだよ、キング。お前も俺をからかう気かよ?」
「いや、よくも私の淹れたコーヒーを飲んでくれたなと」
「どういうことなのキング?」
「実はだな、私の淹れたコーヒーは知人のバリスタから『泥水だ』とお墨付きが出ているんだ」
「はあ!?」
「良かったな、京。アンタの舌は正常さ……ハハハハ!」

京はテーブルに脱力して突っ伏した。

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