ジャンル:FGO お題:君と牢屋 制限時間:15分 読者:67 人 文字数:610字 お気に入り:0人
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永遠なんて知る予定なかったよ ※未完

廊下に何か、液体か物体かわからないものが落ちていると、つい凝視してしまう。それが、銀色に光っていたなら尚更。
あの、元は人間であったはずなのに驚くべき経緯を超え、しかもその状態のまま何世紀も一国を...世界を統治していた「唯ひとりの御方」は、どういう心理的葛藤を覚えてか、あるいは意外と単なる気紛れであったのか、今はひとの形をしている。
けれどもやっぱり、私のようにどこかの国で当たり前のように、たった十数年ぽっち前に生まれた普通の人間と「同じ」中身はしていない。

1月より2月のほうが寒いねと云うと、大体過半数の相手に首を横に振られる職場ではあるけれど、そのひとが小さく
「そうだな」
と不思議な虹彩の瞳を緩ませた時、私は驚いて、そういう自分の反応にもびっくりして、ついその時持っていた物体を歪めてしまった。
元々そんなに凝ったラッピングではないけれど、メインは食べ物であったので、勿論そういう話題になって、そして途轍もなく想像から外れた「お返し」をもらった。今度は心臓が握り潰されるかと思った。

あのひとは、永世の孤独を生きてゆくのだ。それが事実か、いつかは途切れる夢想なのかは私には定められないのだけど、すくなくとも本人はそのつもりだ。・・・だと、思っていた。
彼が誰かと語り合いたいのを知っている。同じ高さで、同じ永さで、たとえ隣にいなくても、別のものが見たくても、それでも同じものを見ることのできる相手。

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