ジャンル:ジョジョの奇妙な冒険 お題:昔の螺旋 必須要素:おっぱい 制限時間:30分 読者:9 人 文字数:1802字 お気に入り:0人

【ディアドナ要素あります】デリへル




「胸というものはなかなか奇怪なものである」
ディアボロは、向かいに座るプッチに向かってそう言い放つ。プッチは驚き、目を丸くしている。
「急にどうしたんだい、気でも狂ったのか?」
プッチが茶を飲みながら言うとディアボロは聞いてもいないのに胸の話をし始めた。
「ドナテラの胸はとても良い形だった。こう、ふっくらとしていて尚且つ美麗な形の」
ジェスチャーを交えながら言うディアボロに冷たい目線を浴びせながら、プッチは茶を置く。
「私は聖職者、それも神父だ。禁欲生活を送っているからそんな事言われてもなんと返せば良いものか」
プッチが苦笑いを浮かべながら話すと、ディアボロは小さく舌打ちを鳴らす。はっと思い出したニヤついた顔で指を鳴らすと、荒木荘のインターフォンがなった。
「おや、誰か来たようだね」
プッチは玄関前に行き、そのまま扉を開ける。そこに居たのは露出度の高い女性だった。
「お邪魔しますわ」
女性はずかずかと部屋に入り、ディアボロの横に座る。女性が肩に凭れると、ディアボロは満足げに腕を回した。
「どうしたんだい? そんな綺麗な女性を呼んで」
「あら、綺麗なんて嬉しいですわ。わたくし、デリへルのミカと申します」
「デリへル……?」
プッチが困惑気味にディアボロへ視線を向けるとディアボロは待っていましたと言わんばかりの決め顔でウインクした。
「このミカさんをオレは抱いたことがある。なかなか気持ちよかったぞ」
そうディアボロが自慢げに言う中、プッチは唖然とした顔でミカと名乗る女とディアボロを交互に見る。ミカはなかなかの美人で人並みより目が大きい。髪は短くやんちゃなイメージを持つような女だ。それにしても胸が大きい。プッチはいつの間にか見ていた胸から目を逸らした。
「あら、あなたも私を抱きたいのかしら? 金があるならSEXしてもいいけれど……身なり的に大丈夫?」
プッチはそんなミカの誘いに首をふる。ディアボロはそんな様子を見てほくそ笑んだ。
「禁欲生活とは名ばかりじゃあないか。金の問題か? 金なら俺が出すから一度欲に溺れるのもありだと思うが……」
「そういう問題じゃないだろ!」
プッチはそう言い放ち、そのまま出ていってしまった。
部屋の中にはミカとディアボロの二人きり。何も起こらないはずはない……訳でもないようで、二人でクスクスと笑いあっていた。
「ドナテラ! いい演技っぷりじゃあないか!」
「あなたこそいい演技じゃあないの。日本古来のテレビ番組の一つであるドッキリって言うのはなかなか楽しいものなのね!」
子供のように笑い合うふたり。ディアボロは久しぶりの再会で嬉しいのか、ドナテラに向かってハグをした。
「トリッシュの事で忙しかったろ? すまないな」
「あなたのところへ行くなんて言ったら彼女卒倒するもの。言い訳作るのは大変だったわ」
ドナテラはそっと腕を回す。その反応に応えたかのようにディアボロはそっとドナテラの唇を奪う。
少し時間は流れ、二人はそっと唇と唇を離した。
「昔みたいで楽しかったわ……少女の頃のようで」
「オレだって青年の頃のようで楽しいよ……」
ドナテラはあどけない笑顔を見せる。ディアボロはそんなドナテラの顔を見て笑い返した。
エメラルド海岸のさざ波が静かに聞こえたようだった。

【おまけ】

「酷いな君! 私を驚かせるためにドナテラさんまで呼んで」
プッチはディアボロに対して怒鳴りつける。普段温厚だからか妙に恐怖度が高いように感じた。
「いや、すまないな……前見たテレビでやっていたから少しやってみたかったんだ」
「なら私じゃなくて吉良にしてくれよ……」
プッチはそう落胆しながら言う。
「悪いが、吉良にやったら今日の晩飯は食べれないような気がしてな……」
「いいや? 私にやったら君をこのアパートから追い出していたよ」
玄関でクタクタになって帰ってきた吉良はそう呟く。ディアボロは吉良のことに気が付き、ゾッと身をふるわせた。
「えっと……」
「ん? まさか私に対してもドッキリとやらが仕掛けてあるのか?」
「いや、その……」
次の瞬間、ボンと吉良の頭の上に使い古された雑巾が乗った。吉良は雑巾をすぐさま取り、ディアボロの方へと投げつけた。
「殺す」
「すまなかった! 悪かったってば!!」
その後、ディアボロは数日間吉良によって飯を抜きにされた。

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